ワラビ

 

分 類
山 菜
分 布
日本全国
日当たりと水はけの良い草原や原野
採り方
葉が開く前の茎
食べ方
あく抜き処理をした後、そのまま8時間以上おく。てんぷら、和え物、炒め物等
増やし方
株分け、胞子

 
出典:水の郷あきた

 ワラビの茎は地下を横に這う地下茎で、質の良いデンプンを貯えている。一般にワラビの食べる部分は、茎ではなく葉。万葉の昔から親しまれている万人向けの山菜である。

 ワラビは土中の根茎が芽をつけながら地中に伸びて繁殖するので、生育環境が良いと、あっという間に広がる繁殖力旺盛な山菜である。杉の伐採跡地・・・伐採してから数年経てば、立派なワラビ畑に変身する。

 地下茎を掘り上げ、よく水洗いする。臼でついて砕き、布袋でこし、デンプンを沈殿させる。水でゆるく練って火にかけ、練り固めてキナコなどをまぶし「わらび餅」にして食べた。

 植林して5~6年の杉林や灌木の茂み、笹薮の中などがワラビ採りのフィールドで、前年の秋に枯れた赤褐色の枯れガラを目印に探す。プロが狙うのは藪の中に生えている通称「ヤブワラビ」。日当たりの良いワラビ園などで採れるものよりも太くて粘り気も多い。

 まだ葉が開かないコブシ状で、太いものを選び、自然に折れるところから折り取る。ワラビ採りは、採れば採るほど生えてくる。例え採り尽しても、三日もたてば採り頃のワラビが生えてくる。こうして採り続けていると、5月中旬頃から8月まで楽しむことができる。