ピーマン生育に向いた温度は22℃から30℃で高温に強いのですが、低温には弱いので、早植えには注意しましょう。
また、根は浅く張り、多湿にも多乾燥にも弱いですので、耕土を深めにして根の伸長を促します。
種まきから始める時は、2月中旬に種をまいて、ポットで育てます。
植えつけは最低気温が10℃、地温が15℃になることで、一般の露地栽培では5月中旬が目安です。早植えは避けましょう。
収穫は6月下旬から10月いっぱいまでの長期間可能です。
育苗箱に種をまき、発芽後にポットに移し替えて定植まで育てます。
まず育苗箱やセルトレイに赤玉土などの種まき用の土を入れ、育苗箱には1cm〜3cm感覚に粒、セルトレイには1粒、種をまき、土を被せて霧吹きなどで水をやります。
種まき容器を新聞紙で覆って25℃〜30℃ぐらいで保温し、土が乾かないように水やりをしながら管理します。発芽したら、夜温を25℃ぐらいに下げます。
本葉が2枚〜4枚になったら生育の良いものを育苗ポットに1株ずつ植え替え、本葉が10枚ほどになったら定植します。
大きくて深い鉢やプランターを選びます。鉢なら10号以上、プランターなら20L以上の深型プランターが目安です。
鉢底にネットを敷き、鉢底石を敷き詰め、鉢の縁から2cmほど下まで用土を入れます。株同士の間隔は20cm以上あけてください。10号の鉢なら1株、20Lの深型プランターなら2株が目安です。
苗を植えつけるときは土を落とさないようにして、植えつけた後はたっぷり水をやります。気温が低い時はわらなどでマルチをします。泥の跳ね返りによる病気や害虫の被害を防ぐためにも、鉢植えでもマルチングはしたほうが良いです。
根づくまでの1週間は土が乾燥しないように毎日たっぷり水をやります。
ピーマンは根が浅く、乾燥に弱い植物です。用土の表面が乾いたときにはたっぷりと水を与えるようにしてください。特に梅雨明け後の夏場の高温乾燥期は、土の状態を確認して朝と夕方の2回水やりをして乾燥に注意します。しかし、回数を増やすよりも一回の水やりでたっぷりと与えるほうが効果的です。
同時にピーマンは過湿にも弱く、湿度の高い環境では根腐れを起こしてしまいますので、用土が乾燥していなければ水やりはいりません。
また、水やりをしたときに泥の跳ね返りがあると青枯病などの病害の発生原因となりますので、跳ね返り防止と乾燥防止のためにわらなどでマルチをします。
ピーマンの花がたくさん咲き、それぞれ結実して小さな実がつき始めます。ピーマンの身の大きさが6〜7cm程度の大きさが収穫のタイミングで、開花から15日〜20日程度が目安です。肥料と水をしっかり与えてやると、6月中旬から霜が降りるまでの長い間収穫できます。
収穫期間を長くし収穫量を多くするには、肥料と水をたっぷり与えてやるだけではなく、戦略的に収穫することが大事です。つまり、果実の小さい未熟果のうちに収穫し、株の消耗を抑えてやることで、長期間大量の収穫を得ることができますし、未熟果と完熟果を使い分けて株の生育をコントロールします。
出典:Plantia

