圧条法は、高取法と比べて簡単にできる苗作り法です。
ヘーゼルナッツの苗を増やす方法として「とり木」の中でも 「圧条法」という方法があります。圧条法は、高とり法とは異なり、枝を地面に固定して発根させる方法です。 この方法は特に、低い位 置にある枝を使って増やしたい場合に適しています。
「圧条法(あつじょうほう)」とは、植物の枝を地面に曲げて固定し、そこから根を出させることで新しい苗を作る方法です。 地面に接触することで発根しやすく、比較的成功率の高い方法とされています。
ヘーゼルナッツのような木本植物 (もくほんしょくぶつ)に適しており、 特に低木や枝が柔らかい 若い木に向いています。
圧条法のメリットとデメリット
— メリット —
- 比較的簡単で失敗しにくい。
- 親木から養分を受け取りながら発根するので成長が安定している。
- 高とり法よりも手軽に行えることが多い。
- 大きな苗が手に入る。
— デメリット —
- 根が出るまでに時間がかかることがある。
- 地面と接触するため、 湿気や病気のリスクがある。
- 地面に届かない高い位置の枝では行えない。
— 用意するもの —
- ハサミやナイフ(清潔にしておく)
- ラフィアや麻紐
- 土またはピートモス
- U字ピンや石 (枝を固定するため)
- スコップ(地面を掘る場合)
圧条法の手順
- とり木にするヒコバエを決める
健康で地面に届きやすいヒコバエを選びましょう。 若いヒコバエの方が発根しやすいです。 1cm前後の太さのあるヒコバエがおすすめです。それ以上に太すぎると曲げるのも大変ですし、土中に固定するのも難しくなります。 - 枝を地面に固定する
枝を掘った場所に曲げ、U字ピンや石でしっかりと固定します。
地上部は、支柱を立てて麻紐などで固定します。 - 土をかぶせる
固定した枝の上に土またはピートモスなどをかけて覆います。 水分を保つことが重要です。 - 植え替え
根が十分に育ったら枝を親木から切り離し、 新しい場所に植え替えます。
成功させるためのポイント
- 春や秋など気温が安定している時期に行うこと。
- 土が乾燥しないようにしっかりと土を盛る。
- 健康な枝を選ぶことが成功率を高める。
— まとめ —
圧条法は、高とり法と比べても簡単にできる苗作りの方法です。 特にヘーゼルナッツのような株立ちしやすい植物に適しています。手間をかけずに苗を増やしたい方にはおすすめの方法です。ぜひ 挑戦してみてください!

