キウイの栽培は、剪定さえしていればあとは毎年収穫するだけと言っても過言ではないくらい簡単ですが、この剪定を説明するとなると文字では難しいところがあります。
一つオススメの分かりやすい方法があるので紹介します。コツをつかんだら、あとは臨機応変にアレンジしてみてください。つる性植物の良いところは、自在にスペースを埋められることにもあります。
果樹栽培といえば、まずはなにごともメインとなる骨格の枝をどう仕立てるかが重要です。以下の図のように、真っすぐに骨格となるメインの枝を伸ばしましょう。
木が若いうちはこの真っすぐに一本伸ばすことを優先して強い枝を選抜し、それ以外の枝はできるだけ切除しましょう。
スペースに余裕がある人は、一本の木からこのメインの枝を2本、3本と仕立ててもよいでしょう。
基本の骨格が出来上がったら、あとはこの枝に、実をならす枝をつけてあげることになります。魚の骨のように約40センチ間隔で配置します。
さあ、果実がなり、収穫が終わったあと、きっとあなたはこう思うはずです。「枝がぐちゃぐちゃと混みあっていてどこをどう切ればよいのか見当もつかない」
キウイは枝の勢いもよく、春から夏にかけてあっちこっちに枝が伸び、巻き付き、どうしようもないように思えますが、再度魚の骨の状態に戻してあげることが、キウイを栽培するあなたの使命です。
骨格となるメインの枝はそのままに、できるだけメインの枝に近い、根元から出ている枝を残し、その先の枝を全て取り除きます。
弱い枝(30センチ以下)は、誘引してそのままでもよいですが、長い枝は1メートル以内で切り詰めましょう。
なかなか根元から良い枝が出ていない場合もありますが、他の場所から持ってきて縛り付けます。
この剪定を繰り返していると、どんどん骨格の幹から実のなる枝が離れていくことが想像できると思います。なので、幹から直接枝が出てきたときには積極的に更新してあげましょう。
キウイの剪定は何も知らずに見ているととても複雑ですが、やるべきことはこれを繰り返して、魚の骨状に戻すだけです。もっと細かくやろうと思えばいろいろとあるのですが、家庭果樹の場合はこの剪定さえできれば永続的に果実を収穫し続けられます。
出典:マイナビ農業

