特別天然記念物「オオサンショウウオ」なぜこんな所に?

昼休みの工場用水路に現れた、まさかの"珍客"。

 国の特別天然記念物・オオサンショウウオが、意外な場所で見つかりました。
 発見されたのは、なんと鳥取県米子市内の工場の用水路です。

 珍しい発見に、工場内は一時騒然となりました。

「工場でオオサンショウウオがでた」

 そんな情報を受けBSSのカメラが向かったのは、米子市にある化粧品の製造販売を行う進製作所。

 この工場の敷地内で、国の天然記念物・オオサンショウウオが見つかったというのです。

 カメラが到着したころには、すでに市の職員による保護が行われていました。

 このオオサンショウウオを発見したのが、この工場に勤める宅野元基さんです。

 休憩中に飲み物を買いに外に出たところ、用水路に黒い影を見つけ、近づいてみるとオオサンショウウオだったといいます。

 オオサンショウウオを発見した宅野元基さん
 Q.どのあたりで見つけた?
「このあたりですね。おとなしくゆっくりゆっくり動いて、ずっとのぼっていってる感じでした。
 まずなんでいるの?っていうところですね。どこから迷い込んだ?とか。驚きのほうが強かった」

 オオサンショウウオは川に住む巨大な両生類で2,今回見つかった個体は体長およそ74センチ。

 これでも比較的小さい部類ということですが…

 オオサンショウウオを発見した宅野元基さん
「大きな印象ですね。ここでは少なくとも見たことはない」

 米子市によると、オオサンショウウオは市内では、日野川、小松谷川、佐陀川などに生息していて、まれにこれらの川とつながる用水路に迷い込むことがあるといいます。

 では万が一、オオサンショウウオを発見したときはどうすればよいのでしょうか。

 米子市文化振興課 左古友剛主任
「オオサンショウウオに触れないでいただきたい。オオサンショウウオは個体によっては狂暴でかみついたりする恐れもあるので、見つけた場合は触らずに市のほうに通報していただければ」

 保護されたオオサンショウウオは、埋め込まれたマイクロチップで管理され、発見地の上流にある河川へ返されるということです。

 従業員
「すごい大きくてこれくらいあってびっくりしました。本当にここの会社の川がすごいきれいなんだなって思ってすごいうれしいです」

 昼休みの工場に現れた、まさかの"珍客"。
 従業員たちにとって忘れられない出来事となりました。

 
出典:newsdig.tbs