秋田市を拠点に便利屋業を営んでいる私のもとには、春先から夏にかけては草刈りのご依頼が一気に立て込みます。
草というのは、少し目を離した隙にぐんぐん伸びます。先月来たときはまだ足元だったのに、次に伺うと膝や腰の高さ。刈る手間も、処分する量も、まるで違ってきます。だからこそ私は、「伸びてから困る前に動く」ことをおすすめしています。
放置した草がさまざまなリスクに変わるあまりご存じない方も多いのですが、草を放置して困るのは「見た目」だけではありません。伸びきった草は、それ自体がいくつものリスクの温床になります。
まず、背丈の高い草むらは動物にとって格好の隠れ場所です。秋田では熊の出没が身近な話題ですが、家屋や畑のまわりの草を刈っておくことは、見通しを確保して人と獣の距離をとるための基本的な備えになります。草が茂っていれば、近づいてきても気づけません。
蜂も同じです。放置された草むらや藪の中は、巣を作るには絶好の環境です。夏の盛りに巣が大きくなってしまうと、草刈りそのものが危険な作業になり、業者でも手を出しにくくなります。刈るべきタイミングを逃すと、刈れなくなるのです。
さらに、伸びた草は害虫の発生源になり、枯れれば火の気にも弱くなります。会社の敷地であればなおさらで、隣地や道路にはみ出した草は、そのまま近隣からの苦情や信用の問題につながっていきます。
「年に何回やればいいですか」というご質問は、現場でよくいただきます。私がいつもお伝えしているのは、最低でも年2回、という基準です。
1回だけで済ませようとすると、どうしても一番伸びきったところで刈ることになります。作業量は増え、時間もかかり、費用も膨らむ。しかも、その後にまた伸びてくる。結果として「一度で終わらせるつもりが、かえって高くついた」ということが起こります。
はじめから2回に分けて計画し、伸びきる前に手を入れておけば、1回あたりの負担はぐっと軽くなります。草の量が少なければ処分費も抑えられますし、作業日数も短くて済みます。年2回というのは、手を抜くための回数ではなく、トータルの負担を減らすための回数だと考えています。
私が現場で大切にしているのは、頼まれた場所を刈って終わりにしないことです。フェンスに不具合があればお伝えしますし、簡単なものであればその場で直すこともあります。刈った後の手入れの手間を減らすために、防草シートや人工芝の施工をご提案することもあります。次にまた草に悩まないところまで含めて、草刈りだと思っています。
早めに動くことが、いちばんの熱中症対策になる
もうひとつ、声を大にしてお伝えしたいことがあります。草刈りは、早めにやるほど「安全」になるということです。
真夏の草刈りは、想像以上に体にこたえます。炎天下で刈払機を持ち続け、刈った草を運び、汗をかき続ける。ご自身でやろうとして、途中で具合が悪くなってしまったという話も耳にします。会社の敷地を社員の方で手分けして刈る、という場合も同じ危険があります。
しかしこれは、「時期をずらす」だけで大きく変わります。草がまだそれほど伸びていない、気温も上がりきっていないうちに一度刈っておけば、真夏に無理をして作業する必要がなくなります。熱中症のリスクを避ける一番確実な方法は、暑い時期に暑い作業をしないことです。
蜂の巣も熊の隠れ場所も、早く刈っておけばそもそも作られない、できないという話です。早期の草刈りは、面倒の先送りをやめるというより、危険が育つ前に芽を摘む作業だと私は捉えています。
人手が足りないときこそ、ラジコン草刈機という選択とはいえ、現実には「わかっているけれど手が回らない」というお声もよくいただきます。人手が確保できない、他の現場が忙しい、費用も抑えたい。そういう状況こそ、私がラジコン草刈機の出番だと考えている場面です。
ラジコン草刈機とは、作業者が離れた場所から遠隔操作して草を刈る、自走式の草刈機械のことです。人が斜面や草むらに分け入って刈払機を振り続ける必要がないため、少人数でも広い面積に対応できます。
この機械を使う一番の利点は、人件費と作業日数の両方を抑えられることです。何人もの作業員を投入して何日もかける代わりに、少人数で短期間に仕上げる。人手不足の中で現場を回すには、この考え方が欠かせません。斜面や足場の悪い場所でも、人が入らずに済むという点で、安全面でも意味があります。
私は重機の操作を含め、整地や解体の現場を数多く経験してきました。機械を使うべき場面と、人の手で丁寧に仕上げるべき場面を切り分けて考えるのが、私の仕事の基本です。
草刈りも同じで、機械に任せるところは任せ、残った細かいところや周辺の不具合は人の目で確認する。それがいちばん効率的で、いちばん仕上がりが良いと感じています。
まずは今、敷地の草を見てみてください難しく考える必要はありません。今、ご自宅や会社の敷地を見て、草が伸びてきているようであれば、それが刈りどきです。伸びるのを待つ理由は、ひとつもありません。
「ちば商店」は秋田市を拠点として、草刈りをはじめ、解体工事や除雪、擁壁の撤去といった暮らしの困りごとに幅広く対応しています。電話のほかLINEでのお問い合わせにも速やかにお返事し、他の予定が入っていなければ土日祝日や夜間でもお伺いするようにしています。
「こんなことを頼んでもいいのだろうか?」という遠慮はいりません。電球1個の交換から喜んでお受けするのが、ちば商店のスタイルです。
まとめ
草刈りは、伸びきってから困る作業ではなく、伸びる前に手を打っておく作業です。年2回を目安に早めに動いておけば、熱中症も、熊も蜂も、費用の膨らみも、その多くは避けられると思っています。
・敷地の草が伸びてきて、そろそろ手を入れたいと感じている方
・会社の敷地や広い土地の草刈りに、人手も日数も割けない方
・熊や蜂の心配があり、家屋や畑まわりの見通しを確保したい方
お問い合わせはこちらから承ります。→ https://chibashangdian.webnode.jp/
出典:秋田テレビ

