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ウリ科植物の強い苦みにご用心!

出典:Grape

 

苦みの強いユウガオに要注意!

 

苦みの強いユウガオの実を食べない

 7~9月頃に収穫時期を迎える、夏野菜のユウガオ。

 ズッキーニやキュウリなどと同じウリ科に分類される植物で、煮物や漬物などとして古くから食べられている野菜です。

 しかし、ごくまれに苦みがとても強いユウガオがあるといいます。

 苦みの強いユウガオを食べることで、大きなリスクが生じるのを知っていますか。

 苦みの強いユウガオについて注意喚起しているのは、長野県のウェブサイト。

 ユウガオでごくまれに感じる強い苦みは、『ある成分』が起因するものだといいます。

苦いユウガオにご注意を!
  • ユウガオはウリ科のつる植物で、煮物や漬物などとして古くから食べられてきた夏野菜です。
  • しかし、ごくまれに大変苦みの強いユウガオがあり、食べると食中毒になることがあります。
  • これは、ユウガオの苦味成分「ククルビタシン類」によるものです。食べる際は、調理前に実や茎を切って軽く味見をし、苦味がある場合は食べないようにしましょう。
  • また、ユウガオはスイカ等を栽培する際に、接ぎ木の台木として使用されることがあります。この台木からとれるユウガオの実はククルビタシン類を多く含むことがありますので、食べるのは避けましょう。
  • ウリ科にはきゅうり、かぼちゃ、ズッキーニ、メロンなどがありますが、これらを食べて激しい苦みがある場合には、「ククルビタシン類」が含まれている可能性がありますので、食べないようにしてください。

 長野県によると、ユウガオの強い苦みは苦味成分『ククルビタシン類』に由来しているとか。

『ククルビタシン類』を含み、大変苦みの強いユウガオを口にすると、食中毒を引き起こす恐れがあるそうです。

『ククルビタシン類』が入っていないことを確かめるためにも、食べる際は調理の前に実や茎を切り、軽く味見をするようにしてください。

 また、『ククルビタシン類』はユウガオだけでなく、同じウリ科のキュウリやカボチャ、ズッキーニ、メロンなどにも含まれている可能性があるといいます。

 口にした際に強い苦みを少しでも感じたら、すぐに食べるのをやめましょう。

 ほんのわずかな注意不足で食中毒を引き起こしてしまっては、夏の楽しみがすべて台なしになる恐れも。

 長野県の注意喚起を念頭に置き、ユウガオをはじめとするウリ科の野菜を食べる際は、強い苦みに用心しましょう。