Daily Archives for 木曜日, 11月 2024

桃をたくさん実らすには

出典:MINORASU

 

多収を実現する第一歩! 桃に剪定が必要

 桃は、枝が繁茂しやすく、樹齢によって樹形を変えていくことから、作業効率を上げて高収量を得るためには整枝・剪定が重要です。

 桃の栽培で整枝・剪定を行う主な目的は、安定生産・品質向上と作業性の向上です。

 主枝・亜主枝・側枝・結果枝をバランスよく整え、樹勢をコントロールすることが安定した収量の確保につながり、樹冠の採光と通風をよくしておくことで品質が揃いやすくなります。

 また、整枝・剪定しておくことで、剪定作業以降の摘蕾・摘花・受粉と続く栽培管理と収穫作業がやりやすくなります。

桃の剪定はいつが目安? 樹のダメージを極力抑え

 適切なタイミングで剪定を行わないと樹にダメージを与えることになり、枯れる原因にもなりかねません。桃の剪定は、12月〜2月頃までを目安に行います。この期間は桃の休眠期で、発芽前の期間です。樹への負担を極力減らすためには休眠期中の剪定が推奨されます。