分 類
野 草
分 布
日本全国
採り方
新芽、若い鞘、成熟した豆
食べ方
天ぷら、かき揚げ、ごま和え
豆ごはん、お茶
豆ごはん、お茶
増やし方
種
出典:ミツモア
カラスノエンドウは3月~5月ごろにかけてピンク色の花を咲かせる春の野草です。そのかわいらしい姿だけでなく、実や新芽は食用としても楽しめます。
国内では本州・四国・九州・沖縄に広く分布します。温暖な地域を好むので、北海道ではあまり見られませんが、一度は目にしたこと、採ったことがある人も多いでしょう。。 日本国内の広い範囲で観賞・採取でき、調理や栽培も簡単です。
花の大きさは10~15mmほどで、蝶のような形をしているのが特徴です。
カラスノエンドウは花後に、さや状の実をつけるのが特徴です。
生り初めの物は「若さや」と呼ばれ、食用として料理に使うことが可能です。
カラスノエンドウの原産地は地中海沿岸部で、エンドウと同様に食用として栽培されていた歴史もあります。現代の日本では雑草と捉えられますが、葉・花・サヤ・実を食べられるので、きちんと下処理をすれば食用として問題ありません。
旬は春ごろです。例えば、汚れを落とした穂先を天ぷらにしたり、天日干ししてから煎じて薬膳茶として飲んだりすることができます。
カラスノエンドウはクセが強くなく、豆苗のような味わいが楽しめます。簡単に調理するなら、天ぷら・かき揚げやごま和え、豆ごはんやお茶にするのがおすすめです。