分 類
樹 木
分 布
日本全国
低地や山地、丘陵の雑木林の中
低地や山地、丘陵の雑木林の中
採り方
若芽
食べ方
令法飯、おひたし、和え物、煮びたし
汁の実
汁の実
増やし方
種、挿し木
出典:森と水の郷あきた
飢饉時に重要な救荒食として畑に植えたリョウブ(令法)
樹皮は、サルスベリに似てツルツルして斑に剥げて美しい。柔らかな若葉は食用になり、茹でて干すと長期保存ができるので、昔は重要な救荒食であった。盛夏に白い花を穂状に咲かせる。北海道南部から九州の尾根筋や林内に生え、やや酸性土壌を好む。
救荒食・・・若葉は茹でてから陰干しして保存し、ご飯に混ぜたり、粉にした葉を米や粟の粉に混ぜて団子にしたりして食べた。長期保存ができるので、昔から重要な救荒食であった。
材の利用・・・木材は緻密で堅く粘り強いので、背負子や農具の柄、洋傘の柄、良質の木炭、樹皮付きのまま茶室の床柱などに利用される。