オオバコ

分 類
野 草
分 布
日本全国
日当たりのよい野原や荒れ地、道端
田の畔、畑、庭先、空き地
採り方
葉や種子、若い芽
食べ方
おひたしや和え物、油炒め、天ぷら
炊き込みご飯、お茶、薬用
増やし方
種、株分け


出典:AI による概要

詳 細

 オオバコは、山野や道端など全国に生える多年草で、葉は卵形で葉脈が平行に入っています。

【特 徴】

 踏まれることを逆手にとって、タネを拡散させるための方法として利用しています。
 種子は濡れるとベタベタし、靴裏やタイヤによくくっつきます。
 水分を吸収して膨張する性質があるため、もっちりした食感のおやつや食事を作る際に活用できます。
 漢方では車前子(シャゼンシ)と呼ばれ、民間薬として利用されています。

【生育場所】

 公園や学校の校庭、道ばたなど、ふまれやすい場所に生えています。
 車の轍によく生えることから車前草(シャゼンソウ)ともいわれています。

【花】

 4~9月頃まで花茎を伸ばし小さな白い穂状花序の花が咲き、花後の蒴果からは種子が採れます。
 花は雌性先熟で、下の方から順に開花します。

【種 子】

 種子は利水(体の水分代謝を調える),清熱,鎮咳作用などがあり,浮腫や膀胱炎,痰の多い咳などに用いる。
 目の充血や痛みなどにもよい。


オオバコ

オオバコ