2004年自然薯栽培のページ

 

 麦や大豆の栽培に適さない山あいの休耕田に自然薯を栽培、農地の有効利用と遊休化防止に取り組んでいるのは福岡県苅田町の黒添営農組合(田中俊茂組合長)。
 町農業委員会(前田春樹会長)が音頭を取り、自然薯の「種芋オーナー制度」を導入。オーナーは種芋を買い、作付けから収穫まで全部自分で管理、作業するシステムだ。今年、農業委員会が役場の庁舎メールで募集したところ、農地を持たない町会議員から職員まで24人が5~50本の種芋(1本273円・消費税込み)オーナーになった。その結果、同営農組合が一昨年200本で始めた自然薯栽培が、今年は1,500本まで増えている。 続きを読む »

2003年自然薯栽培の記録

 

 営農組合のメンバーは休耕田を利用して一昨年から自然薯を栽培しています。
 私は今年度から参加の新参者ですので、言われたとおりに「力仕事をするだけ」ですが、作業風景等の記録を作成してみました。
なお、左の写真に写っているのは共同作業を行なっている営農組合メンバーの三男坊と昨年度の成果品です。

2003年自然薯栽培の記録

 

ヤマノイモ [ヤマノイモ科ヤマノイモ属]

 

 晩秋のキャンパスを歩くと、雑木林の中に小さな深い穴をみつけることがある。ヤマノイモを掘った跡である。ヤマノイモはナガイモの仲間で食用になる。ナガイモと同じようにすりおろして食べる。ナガイモより粘り気があって、こちらのほうが美味というファンが多い。長さは1mくらいのものもあって、掘り起こすのは大変である。市場に出れば1本1000円を越す値段になる。サトイモ(里芋)に対して山のイモと、育つ場所の違いから名前がつけられたものである。また、別名にジネンジョ(自然薯)とかジネンジョウ(自然生)というのがある。こちらは栽培種のナガイモに対して野生のという意味でつけられたものであろう。
本庄市の北を流れる利根川の旧氾濫原地域は、関東地方有数のナガイモ産地である。特に本庄市よりやや下流の太田市尾島地区はナガイモ産地として有名である。埼玉県北西部は日本有数の小麦の生産地域で、以前は大麦の栽培も多かった。この地域では麦類は主食の一つであり、麦飯にすりおろしたナガイモ(とろろ)をかけたムギトロメシはよくたべられたものである。キャンパスにヤマノイモを掘りに来るひとが多いのは、地域のこういった食文化の影響のせいと思われる。
秋になると、葉は鮮やかな黄色に染まる。ヤマノイモを掘る人にとっては格好の目標となる。ツルにはムカゴと呼ばれる実がつき、これも食用となる。以前には、子どもたちはムカゴを焚き火の灰の中にいれて焼き、おやつにしたものである。
【参照先不明】

 

山菜・研究栽培

 

 山菜は、大変美味しく 人間の体を健康にしてくれる いちばんの食材だと思います。
けれど山の自然物は、乱獲のためにどんどん減少しています。 また、スーパーなど店頭で販売しているものは、ハウス物の栽培品や、輸入物などが並んでいますが(輸入品は添加物を使用)、本来の山菜の味でないものが販売されています。 そこで私は、栽培品でも 自然物と同じ味と質になるよう、暇を見つけながら研究栽培に取り組んでおります。

  山菜の多くは、種から育てて収穫できる大きさになるまで4年~6年ほどかかるため、驚くほどの高値にならないと採算が取れません。 シドケ(モミジガサ)は、増やしたとしても忽然と消えてしまうため、過去に栽培をした事のある農家ではあきらめる人がほとんどでした。 それでも私は、自分のためは勿論、できるなら山菜特産の宝庫の地域として二戸地方の活力となれば、との思いで 日々努力し味 品質の日本一を目指して頑張っています。  

 最初は、山林に栽培しようと思いましたが・・・、ほとんどが他の山菜採りの人に盗られてしまうので、目の届く家の裏にある、自分の畑を使って始めました。 私の大好物シドケの栽培を始めた頃は、自然物に比べ味・香りが薄く 品質もいまいちでした。  その後、いろいろ試行錯誤しながら8年間。 手間のかけ方と、土を山と同じ土壌にするために、毎年ブナやナラの腐葉土を大量に投入する事により解決。 味・香りも非常に良く、歯ごたえも申し分のない出来になりました。   しかも 品質は自然物より良いといえるほど大変よい結果です。

 近年の3年間は、少しづつですが 種を撒いたり、株分け・挿し穂などで増やしております。
大量に増やすには資金難のため無理かもしれませんが、 「品質日本一の山菜」の夢をかなえるためがんばります。

 栽培量がまだ少ないため販売するまではいたりません、お客様にお届けするのは自然物です。

山菜・研究栽培

 

シドケの増やし方

 

● シドケは、種からだと4年ほど育てないと、収穫できる大きさになりません。 したがって、苗 または採りたての新鮮なシドケを、挿し穂で育てる方がいいです。
 挿し穂・茎挿しだと2年目で収穫出来ます。

● シドケは、収穫すると即 しなびてしまいますが、3日ほどは生きているみたいです。  根がついていなくても茎挿し・挿し穂でつきますので、新鮮なシドケ(太めがよい)を用意したら30分~1時間ほど水に浸すこと。

● 挿し穂の時期 5月~6月
栽培場所は、日陰で黒土の場所に腐葉土を20~30%混ぜておき、 科学肥料や肥料分の強い物は使用しないこと。 土地のない方は大きめのプランターでもいいです。

● シドケを、1本そのまま横に伏せて(2~3cmの深さ)葉を出して植え込み、葉が大きいようなら葉の3分の1~半分ほど切り取る。   または、シドケを穂先の3分の1を使い、下葉は取り除き芯葉を残して縦に挿す。残り3分の2は食用にしてもいいです。
穂先はその年に伸び、茎葉の方は葉の付け根から翌年に発芽します。

● 必ず日陰にして、土を乾燥させないよう時々水やりを忘れないようにする。
【参照先不明】

 

山菜・コシアブラ

 

 昨日(2日)、久しぶりに山に入った。目的は「コシアブラ」である。

春の山菜の王者「タラノメ」の陰に隠れているような気もするが、この「コシアブラ」、アナドレナイのである。
テンプラ、油炒め、おひたし、コシアブラ御飯、どう食してもウマイ!

昨日(5月1日)、職場の後輩の紀○君を引き連れ、私が数年前に発見した「秘密のコシアブラ群生地」に行ってみた。
実は、4月27日にも同じ場所に行ったのだが、その時はまだ時期が早すぎてコシアブラは蕾だった。しかし、全国的に夏日を記録するような陽気が数日続いた結果、テープの早送りのように季節も進みコシアブラも「採り頃」になっていた。
大量に収穫!!
野ウサギが現れ、鹿が駆け回る(本当です!)山であったが、私も○充君も至福の時間を過ごしたのだ。

ところで、コシアブラというのは、ウコギ科の植物で、これは「タラノキ」などと同じ。
コシアブラの幹は、昔、経木きょうぎにも使われたそうである。
「経木」と言っても若い方は知らない人が多いと思うが、これは昔は紙の代わりにも使われたようで僧侶がお経を書いたことから「経木」の名が付いたそうな。年配の方は、肉や豆腐を包んだものといえば「ああ、あれか」という反応が返ってくるに違いない。

日光では、キッカワ(木皮)と言っていたな。

 狙い通りちょうど良い季節を迎えていて約1時間で大量の収穫。ただテンプラになった画像を撮り忘れた。次回は(また行くつもり)テンプラ、コシアブラご飯の画像をUPしようと思う。


【参照先不明】

 

芋掘り

 

 10月20日(平日)

今日は仕事が休みでしたが・・・昨日事故を起こして、足(車)が無い
しかたなく久々に自転車を納屋から引っ張り出して足にしようと思ったが、これまたタイヤがパンクしていて空気が無い仕方なく修理してみる事に・・・なんとか修理成功所がなおった事に満足して『いざ出発』にならない・・・・
そこへ部長からの連絡があり、山芋(自然薯)掘りに出掛ける。。。
*サクライはパソコンで変換する前まで『じゅねんじゅ』と思っておりました。大変勉強になりました。

 始めは『めんどくさいなぁ』と思いつつも、掘ってみると意外と面白い。開始そうそう発見した芋の長さ(写真参照)は約75cm! 調子に乗ったサクライは2本目を堀進めて大事な堀道具を壊す。。。。スズキさん修理を試みるが・・・なおらない。。。
らちが明かないので一旦部長宅に帰宅→スズキじいちゃん登場。『コレをかちこんどけ』と言われ修理開始。(写真参照)開始10分でなおる。さすがです。
今度は場所を変え原山に行くも・・・そこは草が生い茂る手付かずの大自然レベル。。。なんとか強引に草木をなぎ倒し進み「ツル」を発見するが草が生い茂りすぎて芋の場所が特定できない・・・そして棘がある木が痛い。で芋掘り断念。。

本日の収穫
>ふたまたになった山芋1本(75cm)

本日のプライス
>家にある物を持参した為、0円

収穫した芋はスズキ宅で今日の夕飯になったことでしょう。。。うまかった?
【参照先不明】

 

ムカゴ採り

 

 自然薯は皆さんご存知だと思います。うまいですよね。これ、自分で掘るとなると結構な重労働です。うまく掘るためにはできるだけ斜面になっていて掘りやすい場所を見つけるのがコツです。しかしそれでも石ころやら木の根っこだの掘っている最中に出くわす障害物をかわしつつ折れないようにうまく掘るには戦略と根性が必要でかなり時間もかかります。そういうわけで昔は一生懸命自然薯掘りもしてましたが最近は手が遠のいてます。

簡単に秋の味覚、山芋の味を楽しむことはできないか、、、、、、、
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自然薯の掘り方と鍬(スキ)を含めた掘る道具について  

 

 自然薯堀を初めてやった人は、その労力の大変さに疲れ、もう二度とやりたくない、食べるだけで十分と思うみたいである。それほど過酷な?作業だと思ってしまう。確かに自然薯を傷つけずに、人一人分ほど入る穴の土を掘り出すのだから、そう思うのも当然だ。しかし、遊びには何でもノウハウがある。このノウハウを会得するまではある程度の忍耐と好奇心、探究心が必要で、この壁を乗り切らないと、何事もモノにならないと思う。それと道具だ。道具をどう自分の手足として使いこなせるかで、成果が大きく違ってくる。まあ、さしずめ、己を知り道具を知れば、何事にも精通できる?と言うことか。
 最初は市販の鍬を買ってみた。しかし、自然薯の掘りっぱなしの穴にはまってズボンの股を裂いた穴は分かるが、掘ったことのない者にとって、どういう風に鍬を使ってあのような穴を掘ればいいのか?皆目見当が付かない。掘るといっても、鍬は、少しRがかかっていて15センチ位の幅で40センチ位の長さの鉄の板に2メートル近い木の柄が付いているだけである。スコップの形とは程遠いし、どうやって穴を掘るのか分からない。そこで、物干し竿としてしばらくは使用していた。
 余談になるが、スコップで掘っている人に出会ったことがある。その人は1日1本掘れればいいと思っているそうで、ゆっくりと自分の体全体が入って掘り進められるだけの大きな穴を掘っていた。当然深く掘るので、階段をつけてのんびりやっていた。そういう人もいるのだと、変に感心したこともあった。掘り方、考え方も人それぞれである。 続きを読む »

史上初ジネンジョ掘り

 

 インターネットで学習した事を基に今日初めてのジネンジョ掘り。
道具がないので園芸用のシャベルを持って出かけました。ムカゴの付いている蔦を辿って地面をみたら同じ場所に2本伸びています。掘り始めてすぐに硬いかなり大きな根に当たりました。でここは避けて反対側から掘り進めます。道具が小さいのでかなりかかりそうです。30センチばかり掘ったところに横に根が張って作業が進みません。そこでこの根を切る道具と大きなスコップを持って来ることにし作業を中断しました。あとは午後にします。少しの時間でしたがジネンジョ堀りにはどんな道具が必要かが大体わかりました。それにしてもしんどいです。