冬の風物詩、みかん。甘酸っぱくてジューシーな味わいは、老若男女問わず多くの人に愛されていますよね。この記事では、都道府県別の徹底比較で、みかん収穫量ランキングを大公開!日本一みかんをたくさん収穫している県はどこなのか、ランキング形式で詳しく解説します。あなたの地元は何位にランクインしているでしょうか?意外な結果に驚くかもしれませんよ!
2025年のデータによると、温州みかんの全国生産量は約68万トン。上位3県で全体の半分以上を占めています。これは、長年の栽培技術と気候条件が大きく影響していると言えるでしょう。温暖で日当たりの良い地域が栽培に適しており、各産地で独自のブランドみかんが生まれています。
和歌山県は温州みかんの生産量日本一。「有田みかん」は全国的に有名です。地形を活かした栽培方法が特徴で、水はけの良い急斜面や石垣を使った段々畑で栽培することで、みかんの甘さを引き出しています。平地では畝を作り、水はけを良くすることで根腐れを防ぎます。
主な品種は「宮川早生」で、他にも「極早生」や「早生」などがあります。和歌山県オリジナル品種の「田口早生」や「ゆら早生」も人気です。「ゆら早生」の中でも、糖度12度以上で品質検査をクリアしたものは「味一ゆら早生」という高級ブランドとして販売されています。薄い皮ととろけるような甘さが特徴で、みかん好きにはたまりません。和歌山県は、地形を最大限に活かした栽培方法と多様な品種によって、高品質な温州みかんを安定的に供給しています。
温州みかん生産量において全国2位の座にある愛媛県。その美味しさの源泉は、何と言っても豊かな自然環境です。年間を通して日照時間が長く、温暖な気候であることに加え、海からの潮風が運ぶミネラルが土壌にたっぷりと含まれています。これらの好条件が組み合わさり、温州みかんの生育に理想的な環境を作り出し、甘くて果汁たっぷりのみかんが育ちます。
愛媛県では、「宮川早生」が主な栽培品種ですが、長年培われた栽培技術と恵まれた自然環境が相まって、極めて高品質なみかんが生み出されています。さらに、愛媛県は温州みかんに限らず、柑橘類の多様性でも知られており、独自のオリジナル品種を数多く開発・育成しています。「はれひめ」、「甘平(かんぺい)」、「紅まどんな」といった愛媛県オリジナルの品種は、それぞれが持つ独特の風味や食感が特徴で、温州みかんとは一味違った楽しみ方ができます。愛媛県の柑橘産業は、伝統的な温州みかんの栽培技術に加え、常に新しい品種の開発に力を注ぐことで、高品質でバラエティ豊かな柑橘を消費者に届け続けています。
温暖な気候を最大限に活用し、温州みかんの生産量で全国3位を誇る静岡県。その特徴は、和歌山県や愛媛県が比較的早い時期に収穫できる「早生」系の品種を多く栽培しているのに対し、静岡県では収穫時期が遅い「晩生(おくて)」系の品種に力を入れている点です。中でも、静岡県生まれのオリジナル品種「青島温州」は、晩生みかんの代表的な品種として広く知られています。「青島温州」は、濃厚な甘さと程よい酸味が調和した味わいが特徴で、貯蔵することでさらに風味が豊かになります。
また、静岡県が誇るブランド品種「寿太郎温州」は、12月頃に収穫された後、特別な管理下にある貯蔵庫で1~2ヶ月間じっくりと熟成されます。この熟成期間を経ることで、酸味がまろやかになり、甘みとのバランスが絶妙に整った、格別な味わいへと変化します。熟成された「寿太郎温州」は、その深い甘さから「高級みかん」として市場に出回り、贈答用としても高い人気を集めています。静岡県は、このように晩生品種の栽培と熟成技術に特化することで、他産地とは一線を画す、独自の価値を持つ温州みかんを提供しています。産地や品種の違いに注目することで、それぞれの温州みかんが持つ個性的な味や見た目を比較する楽しみが広がり、みかん選びがより豊かな体験となるでしょう。
本来、温州みかんの旬は冬ですが、現代ではハウス栽培(温室栽培)の技術革新により、旬ではない時期、特に夏にも美味しいみかんが楽しめるようになりました。この時期外れのみかんは「ハウスみかん」と呼ばれ、通常の露地栽培とは異なる地域で多く生産されています。ハウスみかんは、温度、水分、日照などを細かく管理できる施設栽培によって、高品質で安定した糖度を持つみかんを一年を通して供給することが可能になります。
通常の露地栽培では、気温や降水量といった自然条件がみかんの成長に影響を与えますが、ハウス栽培では、これらの条件を細かく管理することが可能です。例えば、ハウス内の温度を調整することで、本来の旬ではない時期にもみかんを収穫できます。さらに、水分量を調整して意図的に木にストレスを与えることで、みかんの糖度を高め、より美味しいみかんを育てることができます。そのため、ハウスみかんは、冬のみかんとはまた違った特別な味わいや、贈答品としてのニーズが高まっています。
- 1位 佐賀県(生産量シェア36.0%)
- 2位 愛知県(生産量シェア25.1%)
- 3位 大分県(生産量シェア7.5%)
出典:Sweet Mall
