全国いちご選手権「とちあいか」初の栄冠 

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 日本野菜ソムリエ協会は第4回全国いちご選手権を開き、最高金賞に、まりちゃんちのいちご畑(栃木県真岡市)が出品した「とちあいか」を選んだ。埼玉県のオリジナル品種「あまりん」が3連覇していたが、「いちご王国」栃木県の新エース「とちあいか」が初めて栄冠を手にした。

 同選手権は野菜ソムリエが審査。全国各地から過去最多の432点の出品があった。審査会場を東京都と大阪府に設け、出品数が多いため初めて2日間かけて審査した。

 最高金賞の「とちあいか」は「甘さと同時に感じる香りの鼻抜けがすばらしい」「濃い甘味に驚いた」などと評価された。東京会場で審査員として参加した野菜ソムリエ上級プロで、いちごソムリエの資格を持つ高崎順子さん(55)は「甘さだけではなく酸味とのバランスが良いイチゴが多かった」と話した。

 金賞には、黒川いちご園(栃木県小山市)の「とちあいか」、小さな農園髭苺(三重県松阪市)の「髭のよつぼし」、岩井農園(奈良市)の「古都華 ゆりかーご」など6点が選ばれた。各県のオリジナル品種が乱立する中、奈良県や三重県など西日本産地のイチゴも上位に入った。

 
出典:日本農業新聞