出典:note
まえがき
21年前、長男が1歳のときに義父が孫の成長の記念に植えてくれたカヤの木。
それから毎年カヤと背比べ。
カヤが子どもたちの背を追い越した後は、日かげとなってくれました。
夏は水浴び、冬は除雪で積み上がった大きな雪山でソリ遊び。そばでずっと見守ってくれました。
小学校高学年の部活が始まるとわたしたちは日々の生活に追われ、庭に行くこともなくなりカヤを眺めることもなくなっていきました。
子どもたちが自立した今年から、私たち夫婦は畑いじりを始めることに。カヤはいつの間にか我が家の屋根と同じ高さに成長していました。
シンボルツリー
どっしりとした姿は悠々としています。
秋になるとカヤの木に実がつき、風にゆられてコトッと落ちてきました。義父がかつて『木の実は食べられる』
と言っていたのを思い出し収穫することにしました。
種子は食用となり、焙煎後の芳香から「和製アーモンド」と呼ばれることもあるそうです。
カヤの実を食べてみよう