野菜や果物には、赤、緑、黄・・・と様々な色がありますね。食卓にこうした彩りを取り入れることは、目で見て楽しめるだけではなく、栄養学的にとても重要な意味があるんです!
フィトケミカル(ファイトケミカル)という言葉を聞いたことがありますか?
フィト=『植物』、ケミカル=『化学成分』という意味で、野菜や果物の色素や香り、辛味、苦味などに含まれる機能性成分のことです。機能性成分は生きるために必須なものではありませんが、免疫力向上、老化抑制、肥満予防といった、健康に生きる手助けをしてくれます。抗酸化作用で有名なポリフェノールもこの一種です。フィトケミカルには特に色素成分が多いため、野菜や果物の色で判別したほうが分かりやすく、効率的に摂取できます。
1回の食事で色を揃えるのが難しければ、まずは、1日の食事の中で揃えるように考えてみましょう。色々な種類の色(食品)を摂るように意識することで、自然と栄養素をまんべんなく摂ることができます。
1日の野菜摂取量の目標は350g。そのうち、トマトやほうれん草など色の濃い緑黄色野菜を120g摂るよう勧められています。目安としては、小鉢やサラダ皿で毎食1~2品の野菜料理を食べるようにしましょう。野菜の多くは水分が多いため、生よりも加熱したほうがカサが減りたくさん食べることができます。
太る、血糖値が上がると思われがちな果物ですが、ご紹介した「フィトケミカル」以外にも、食物繊維やカリウム、ビタミンCが豊富。生活習慣病予防のためにも、適量を毎日摂りたいところです。
1日200g、片方の手の平に乗る程度(りんごなら1/2個、桃なら1個、キウイフルーツなら2個)を目安に食べましょう。皮や種の周りに栄養が豊富なものが多いため、りんごやすももなど普段は皮をむくことが多い果物も、よく洗って皮ごと食べるのがおすすめです。
出典:山梨県厚生連

