ドクダミの効能

 ドクダミの素晴らしい効能を使わせてもらいましょう。 ドクダミは昔から民間療法として活用されてきた 万能薬草、和のハーブです。

 薬草として効果が一番高まるのが、 花が咲く頃なのだそうです。

 花が白いうちにどんどん根ごと抜いていきます。 来年もきっとどこかから出てくる強い草ですから、潔く抜いたら、まずは花を摘んで焼酎に漬け、チンキを作ります。 焼酎はアルコール度数の高いものがおすすめです。 ちょうど梅仕事の時期でもあるので、 店頭にアルコール度数の高いホワイトリカーが売っています。

 煮沸消毒した瓶にホワイトリカーと花を入れれば、 チンキの準備は完了。 後は花のエキスがじわじわと出てくるのを待つばかり。 1ヶ月後ぐらいから使えます。

 我が家ではこれをスプレーボトルに移し替え、 蚊に刺された時のかゆみ止めとして使っています。 これから1ヶ月後というと、 それこそ蚊との戦いの日々になっているはずです。 ちょうど良い時期に、ドクダミチンキができあがるというわけです。

 ドクダミの花の焼酎漬け

 さらに多めに作って、 ドクダミチンキに精製水とグリセリンを足して、 化粧水としても使うのもおススメです。 シミに効果があるそうですよ。
 
 ドクダミの焼酎漬けは徐々に琥珀色になっていきます

 葉っぱは束ねて、軒先などに1週間ほど吊るしておきます。 カラカラに乾けば、ドクダミ茶のできあがり。
 
 
 葉を束ねて陰干しに

 もし乾きが足りなかったり、梅雨に入ってしまったら、 フライパンで炒ったり、低温度のオーブンで乾燥させます。 シリカゲルとともに保存すれば、 長い間、楽しむことができます。

 息子は幼稚園でドクダミ茶を作って飲んでいたこともあり、 大好きだそうです。乾燥している間に匂いもなくなり、 子供にも飲みやすいお茶になります。

 私は、焼酎に漬けた花の様子を見るのが好きで、 あえて花と葉っぱをバラバラにしていますが、 花と葉っぱが一緒でも、葉だけでもチンキになりますし、花がついたままの葉っぱを干してもお茶としていただけます。どのようにしてもドクダミを楽しむことができる、 まさに万能薬草というわけです。

成分・栄養素

ーミネラル類ー
カリウム塩  利尿作用、動脈硬化の予防作用
カルシウム  骨や筋肉の生成・体内酵素の活性化・精神安定
マグネシウム 腸内に水分を集め、便を柔らかく・流しやすくする作用
鉄分     貧血予防および改善
亜鉛     味覚の正常化、抗酸化作用、免疫力向上
マンガン   骨の形成

ービタミン類ー
ビタミンB2  皮膚や粘膜の機能を正常に保つ
ナイアシン  皮膚や粘膜の健康維持
パンテトン酸 コレステロール、ホルモン、免疫抗体などの合成、皮膚や粘膜の健康維持
ビタミンK   骨の健康維持

ーフラボイド類ー
クエルシトリン 毛細血管を丈夫にする作用、利尿作用
ケルセチン   抗酸化作用、脂質の代謝改善、美肌効果
クエルセチン  毛細血管を丈夫にする作用、利尿作用
コリン     脂肪肝予防
ルチン     毛細血管強化、生活習慣病予防、抗酸化作用、免疫力向上

 
出典:食べられる庭図鑑
良原リエ