シャジンの仲間であるツリガネニンジンはキキョウ科に分類され、和名では釣鐘人参と表されています。日本や朝鮮半島を原産としており、学名はAdenophoratriphyllaの多年草の植物です。
日本での栽培歴史も古く、生息地は日本全土の山野や丘陵であり、この植物の名前の由来としては花冠が寺に吊るされている梵鐘となる吊り鐘型をしており、その根は朝鮮ニンジンに似ていることから付けられています。
ふやし方
シャジンの仲間であるツリガネニンジンは増やし方も様々に提案されており、実生は取播き、または根茎を切り分ける株分け、さらに茎挿しからの挿し芽で増やす方法があり、それぞれに生育の難易度が異なる特徴も持ち合わせています。
例えば、タネから増やす取播きでは、採種して直ぐに蒔く栽培方法と乾燥させて保存した後、タネ蒔き適期となる早春の3月に蒔いて増やす方法があります。
さらに挿し芽で増やす場合には、やや固くなった茎を利用しますが、固さが出る5月下旬頃に茎をカットし、切り口から出てくる乳液を洗い流して砂床に挿して増やします。
その他、株分けによっても増やすことは可能で、株は老化してくるために3年に一度程度で行うのが適しており、2月頃に刃物または株を割り、その切り口に殺菌剤を塗布して適期に植え付けを行います。
ツリガネニンジンは食用としての利点があるため、自ずと害虫による食害を受けるために害虫予防や対策は育てる上で必要なことの1つです。
ツリガネニンジンはヨトウムシやナメクジなどが発生しやすく、ナメクジは箸などを使い駆除します。
春の新芽となる葉は食用としても食べることが可能で、苦味があるものの香りが良く、和え物として調理されます。
さらに根の部分は乾燥させて薬草としての利用価値があるのも特徴で、春時期に新芽を収穫し、初夏から秋口に花を観賞し、冬に根を収穫するなど、季節によって収穫栽培できる多年草植物でもあります。
ツリガネニンジンには毒性がなく、食用として重宝されてきた山菜という側面も持ちます。
しっかりと下処理を行えばえぐみが抜けてさっぱりとした味わいを楽しむことができるだけでなく、滋養強壮効果も期待できると言われています。
熱湯に塩ひとつまみとツリガネニンジンを入れ、
さっとゆでてから水に7~8分さらします。
水切りしたものを細かく刻んで納豆に入れたり、おひたし、
あえ物、炒め物などに。また、花は酢の物に。
根の部分は繊維質で歯切れが悪いため、食べる際は細く切ってから調理します。
きんぴらや天ぷらにするのがオススメです。
ツリガネニンジンの塩昆布和え
ツリガネニンジンの天ぷら
ツリガネニンジンのおひたし
ツリガネニンジンの種まきをしてみる。発芽1.5か月後。
去年購入し定植したツリガネニンジン、畑で育って花が咲き種ができてましたので採種してたわけですよ。
それをそのまま乾燥しっぱなし、袋に入れて保管する訳でもなく本当にほったらかし。
そんなのがあったなー程度なんですが、一応種まきをしてみることにしました。
出典:里山の山野草
出典:植物の育て方

