ジュンサイとは?
ジュンサイは水面に葉を浮かべる水草の一種です。 淡水の沼に生息します。
ジュンサイ沼の深さは約80cm~1mほどです。沼底に根を張り、そこからたくさんの茎を伸ばし緑色の楕円形をした葉を水面に浮かべます。
春から夏にかけてジュンサイ沼は一面を鮮やかな緑色の葉で覆われます。 茎からでてくる新芽はゼリー状のヌメリで覆われており、食用として摘み取られます。
ジュンサイの収穫時期は4月下旬から9月上旬で最盛期は6月頃です。
秋田県三種町はジュンサイの生産量が日本一です。 三種町で収穫されるジュンサイは全て、小舟に乗り、一粒一粒手作業で摘み取られます。
水面に浮かぶジュンサイの葉をかきわけて、水中のジュンサイを探し摘み取ります。 ていねいに、ていねいに摘み取られたジュンサイはこの町の誇りです。
三種町森岳地区には角助沼、惣三郎沼という沼があり、かつてはジュンサイが自生していました。
昔の町の広報を見てみると「ジュンサイ収穫の解禁日には登録されている71人のジュンサイ摘み者が、 箱船を持って午前7時のサイレンと同時に一斉に摘み始める。
摘み取られたジュンサイは町内の加工業者に買い取られる他に一般の人にも現地で販売されるため、毎日5-60人は列を作っている」とあり、 この町のジュンサイへの熱気が伝わってきます。
現在では角助沼・惣三郎沼共に自生していたジュンサイも姿を消してしまいましたが、町民のジュンサイへの熱い思いは今も変わらず、 新たに個々でジュンサイ沼を開墾し、ジュンサイ栽培の技術の向上に励んでいます。


