栗の中にいる虫を食べてみた

閲覧注意!!!

 この可愛らしい(?)幼虫は標準和名をクリシギゾウムシ(Chestnut Weevil)といい、甲虫の仲間。
 栗からこんな虫が出てきたらびっくりするので、害虫とみなされている。

 以前、同じ業界の人で長野県出身の人から、この虫が美味しいという話を聞いたことがあり、ずっと食べてみたいと思っていた。
 今日はこのクリシギゾウムシが2匹だけ入手できたので、食べてみることにした。

 料理方はいたってシンプル。

 炒る。

 フライパンに油をしき、クリシギゾウムシを入れる。
 塩をパラパラっとふって出来上がり。

 今までに虫はほとんど口にしたことがないし、積極的に食べたいとも思わないのだが、これは見るからに美味しそう!
 恐る恐る口に入れるのではなく、味わおうという意欲満々で口の中に放り込んだ。

 しっかりと噛み締めて味を確かめる。

 なんじゃこりゃ~!
 うま~っい!!!

 まさに栗。
 栗から抽出した上質なたんぱく質をいただいている感じ。(というか、栗しか食べていないので事実だが)
 これは美味い。

 もしこの幼虫がどこかで販売されていたら、お金を払ってでも買ってみたいと思う。
 梅干しが入っているような透明のケースいっぱいに入っていたら600円は出すな。笑

 ちなみに栗の中には本種の他にクリミガ (Nut Fruit Tortrix)という蛾の幼虫が入っている事もある。

 クリミガ (Nut Fruit Tortrix)の幼虫は見た目がグロテスクなので食べる気がしなかった・・・

 栗虫まとめ

 うーん、うまいんだな栗虫って。
 これは全然、ゲテモノでも何でもない。イナゴよりおいしいんじゃないかな?

 今回は試さなかったけど、クリミガなんかもひょっとすると美味しいかもしれない。
 いずれにしても小さいから、満足するほど集めるのが大変だけどね。今後も栗を拾ったら食べてみようと思います。

 ちなみに同じゾウムシの幼虫ではるかにデカくなるヤシオオオサゾウムシは、南太平洋諸国で食用にされ好まれているという。

 これもヤシの木の芯のでんぷん質を食べてるから、きっと臭みもないし甘くておいしいんだろうな。
 特定外来生物で、南日本にも進出しつつあるらしいので、見つけたらぜひ食べてみようと思います。

 
出典:眼遊記 野食ハンマープライス