宿儺 すくな かぼちゃ

へちまのような細長いかぼちゃ
— ホクホクとした食感のへちまのような細長いかぼちゃ —

 岐阜県北部に位置する高山市は県内でも有数の野菜の生産地! 高山市丹生川地域で栽培されている宿儺かぼちゃは標高500メートルを超える盆地、昼夜の寒暖差が大きい気候、乗鞍山麓の湧水が育む肥沃な大地の下でへちまのような長い形のかぼちゃです。

— 宿儺すくなかぼちゃの特徴 —

  • 甘味が強い
  • 食感がホクホクしている
  • 果皮が薄く調理しやすい
— 宿儺すくなかぼちゃの由来 —

「両面宿儺(すくな)」とは、約1600年前、丹生川出生の豪族で地方開発の先駆者として土地を拓き、飛騨の匠みを育て民を護ることに一身を賭けた人物といわれています。

今でも丹生川地域では「宿儺(すくな)さま」と称え、「宿儺まつり」を毎年開催しています。
丹生川在来のかぼちゃが宿儺のように親しまれることを願い「宿儺かぼちゃ」と名付けました。

来 歴 西洋かぼちゃは明治以降にアメリカから伝来した。岐阜県高山市の丹生川地区で単に「あのカボチャ」と呼ばれて来たという。
収穫期 ハウスの促成栽培は8月、露地栽培では9~11月。
播種期 ハウスの促成は3月温床法でポット蒔き、露地の直播は5月。
播種法 露地では、畝間3m、株間1mに数粒ずつ点蒔き。
覆 土 2.3cm。カボチャ種子は嫌光性なので確実に覆土する。
発芽温度 25~30℃。生育適温 20℃前後。
栽培法 病気に弱く管理が難しい。収量も一般に栽培されているカボチャの半分程度という。ポットで苗を育てた場合、本葉3枚で定植。子蔓を4本程度のばす。本場の宿儺かぼちゃ研究会では雌花が咲いたらF1西洋カボチャの雄花を交配して実を生らせるが、外部に種を採られるのを防止する為と思われる。
採種方 西洋カボチャ同士や日本カボチャとはよく交雑するがペポカボチャとは交雑しない。カボチャの高温に弱く、25℃以上で死んでしまうので朝のうちに同品種を交配してやる。
種子寿命 低温乾燥環境なら3~10年。
休眠期 採種ご2週間程度弱い休眠期があるという。
種子保存 1、2年なら室内の引き出し等でもよい。冷蔵庫なら寿命が延びる。

「宿儺」という言葉は、飛騨地方の伝説の
豪傑「両面宿儺」から来ています。

 
岐阜県の在地伝承では毒龍退治や寺院の開基となった豪族であるとの逸話も残されている。なお、宿儺とは古墳時代における主な豪族の姓(称号)の一つである。

 
出典:フードアルチザン