サルナシのはなし


 サルナシは大半の品種が人間が手を加えて開発作出した「雌雄同株=自家結実性があって1本だけでも実が生るとされる品種と近似種のキウイフルーツと同様にオスの木がそばに植わっていないと絶対に実が生らないメスの木性質のみの品種が存在する」、、これが先ず1点目です。

 サルナシでオスの木&異なる雌雄同株が付近に植わっていないと絶対に実が生らない品種とは「列成2号・LD-133・ハーディーレッド・ジャンボ・ジュネーブ・パープルシャドー・ケンズレッド・ビンゴ・ジュリア・サドワ・スカーレットセプテンバー」、、現時点で私が把握していますのは以上11品種、、殆どが外国産のサルナシ(ベビーキウイ)になります。

 逆を言えば、、上記に記載以外のサルナシ&ベビーキウイはどれもが1本の木のみを植えていても一応は実が生るタイプの品種であると判断して差し支えないと思われます。

 私は昨年12月中旬頃の時点では、、私が今回追加で用意した1本では実が生らないとされる列成2号・LD-133・ハーディーレッドの3種も付近に沢山植えてある雌雄同株品種達が放つ花粉で平然と実が生るであろうと考えていたのです、、、。

 そして、サルナシ育成経験者の方が執筆している育成情報を閲覧して行く中で、、ごく一部、、、サルナシの育成に於いてキウイフルーツと同様に「実の生らない花粉提供のみを目的としたオスの木の近隣植樹」を採用しておられる方も僅かながらにおられる事を知り、、、私、、この情報に強く目が留まりました。

 サルナシの1本の木のみで実が生る品種のみを植えて適正に育てても生る実の数が少なめで果実の中に種も無く、、果肉のみで実が痩せていたりするパターンが割と多いらしく、サルナシの受粉樹として有用なのはキウイフルーツの受粉樹として知られるオスの木品種の「ロッキー」とサルナシ(ベビーキウイ)の受粉樹用途専用に特化したオスの木品種の「バイエルン」を付近に植えると肉厚でしっかりとした実が沢山生るとの情報を得まして、この年末年始の連休中に上記のロッキー&バイエルンも複数本、用意しました。

 2番目の有益情報として、、上記の情報に付随している部分が強くなりますが「オスの木は実を付ける雌雄同株&メスの木の至近距離(同パーゴラ内やフェンス内)には植えない方が良く、、少し離れた場所にオスの木のみで植えるべき」との情報もありました。

 これは一体何かと申しますと、同じパーゴラやフェンス類内にオスの木と雌雄同株&メスの木を植えてしまうと、、オスの木とメスの木が同パーゴラ内に植わっている(至近距離にオスメスの双方が居る)と受粉し易いという利点はありますが、、最初の小さな幼木の時は良いのだが植樹から3年以上経過して双方の木が成長し、、パーゴラ内でそれぞれの枝が絡みつく様になった段階で、その中の1本が枯れてしまった場合、、サルナシは木の樹皮等からはオスメスの視認判別が困難で仮に春先頃の時期に枯れた場合、、早い段階での枯れた株の抜根廃棄と新規の苗の植樹が難しくなり、、、開花時期まで待たないとどちらの木が枯れたのか分からなくなってしまうからなのだそうです。

 また、、枯れた場合の抜根廃棄時の区別の問題以外にも、、サルナシとキウイは基本的には実を生らすメスの木が主役であり、、オスの木は必要最低限の花粉をくれれば良いだけの用途=脇役であり、、オスメス双方の苗を同パーゴラやフェンス類に植えて、、たまたまの個体差にてオスの木の方が樹勢が強くて生育旺盛な個体であった場合、、次々に強靭な枝を絡ませて行き、、肝心なメスの木の枝や幹を余裕で覆い尽くして押し潰す様な強さを発揮してしまうと最終的には、、そのパーゴラ等の絡みついて育って行く施設をオスの木のみが占拠してメスの木が駆逐されてしまうケースが稀に起きる場合が有る様です。

 3番目の有益情報は、、キウイフルーツ&サルナシに関するオスの木の植樹距離に関しての記述であり「双方の木の植樹場所の間隔が10m以内でないとオスの木から放たれた花粉がメスの木&雌雄同株品種のめしべに届かない」・「300m程の距離が有っても受粉可能」といった異なる内容の記述が多々見受けられ、、、、まぁ、、オスの木が遠のけば遠のく程に受粉成功率は低くなると思いますので私の場合はオスの木専用フェンスはパーゴラからそんなには遠くない場所に設置しました次第です。

 サルナシは例え地植えであっても、、木自体が有る程度の大きさに成長するまでは猛暑期に5日~1週間程の期間、、雨が全く降らなくて地面の土がカラカラに乾いてしまった場合は水やりが不要とされる地植えであっても人間の手による水やりが必要との事です。

 サルナシは他種族の果樹であるブルーベリーと同様に「浅根性質」の果樹であるらしく、、「地植えだから雨天時の降雨のみで大丈夫、、、どんなに暑くて雨が降らなくても問題ない」とタカをくくって猛暑期に水をやらずに何日も放置していますと幼木時代は水切れで枯れる恐れがあるとの事なので、、少なくとも植樹初年度の真夏期である今年の夏場は猛暑晴天日が余りに続いたら水やりに出掛けようと考えています。

 
出典:食べログ