サトイモは春に植えつけを行い、秋に収穫するのが一般的です。高温多湿を好むため、ほかの野菜を育てるのは難しい場所でも、サトイモなら植えられることがあります。
サトイモの草丈は1mを超え、葉の大きさは30cm以上になります。縦にも横にもスペースが必要なため、広い場所に植えることがおすすめです。ベランダでプランター栽培することも可能ですが、壁などに干渉しないよう気をつけましょう。
また、熱帯アジア原産のサトイモは、暖かい気候を好みます。生育適温は25~30℃です。日当たりが良く暖かい場所に植えましょう。
サトイモは種芋から育てることが一般的です。種芋が発芽していない場合は、芽出し(催芽)をすることがおすすめです。
育苗ポットなどを用意して種芋を植え、隠れる程度に土をかぶせましょう。種芋の向きは芽が出るほうが上になるよう注意します。不織布やビニールをかけて保温し、土を乾かさないように管理しましょう。3月中旬にスタートしたら、約1カ月で芽が出てきます。芽出し作業の手間を省きたい場合は、芽が出ている種芋を購入しましょう。
サトイモは乾燥を嫌いますが、水浸しになると病気になってしまうこともあります。水はけと水もちの良さを兼ね備えた土へ植えることが大切です。畑へ植える際は、植えつけ2週間前に苦土石灰を、1週間前に堆肥や元肥を加えて耕しておきましょう。また、幅1mほどの広めの畝を立てておきます。プランター栽培の場合は市販されている野菜用培養土で問題ありません。
サトイモの植えつけ適期は4月下旬から5月上旬です。しっかりと暖かくなってから植えつけましょう。複数株を植える場合、株間は40~50cmほどあけておきます。種芋の先端が深さ10cm程度の位置に来るように植えつけましょう。植えつけ後にビニールマルチを張って保温しておくと初期生育が良くなります。
プランター栽培の場合は、深さと直径がともに30cm以上ある鉢で育てます。ひとつのプランターにつき1株が目安です。鉢底石を敷いたら土を半分ほど入れ、中央に種芋を植えつけましょう。土はサトイモが生長するたびに足していきます。
サトイモは乾燥した状態を嫌います。土が完全に乾いてしまわないように水やりを行いましょう。とくに梅雨明け以降は乾燥しやすくなるため注意が必要です。プランター栽培の場合は土が乾くのもはやいため、夏は1日3回の水やりが必要になることもあります。土の表面が乾いたタイミングで、たっぷりと水をあげましょう。
- 土寄せをする
- 芽かきをする
- 乾燥対策をする
- アブラムシ対策をする
収穫時は、茎を根元から切り取ったら芋を掘り上げます。親芋と子芋を分け、土や根を落としておきましょう。収穫後はすぐに食べることがおすすめです。
保存しておきたい場合は水洗いせず、土をつけたまま1時間ほど乾燥させましょう。その後は新聞紙を敷いたダンボール箱などに入れ、冷暗所で保存します。この場合もなるべく早めに食べきりましょう。
大きなサトイモをたくさん収穫するためには、適した肥料を与え、水をたくさんあげながら育てることがポイントです。土寄せや芽かきなどのお手入れも行いながら、美味しい芋の収穫を目指しましょう。サトイモがお好きな方は、ぜひご家庭での栽培に挑戦してみてください。
出典:AGARA
出典:Plantia

