人間の体は大人の場合、約60〜65%が水でできていると言われています。
この水分は体温調節など、生きるために必要な役割をしてくれているのですが、下痢をしてしまうと身体の水分が必要以上に流れ出てしまいます。
そこで、まずは水分補給をすることが大切です。少量ずつ、こまめに水分を取りましょう。
最適なのは、あたたかい汁ものや、カフェインの入っていないお茶(麦茶やルイボスティーなど)です。
また、スープの上澄みやスポーツドリンク、果物のジュ-スも、下痢を起こした際に不足しやすいミネラルやビタミンを一緒に補給することができるので、とてもおすすめです。
逆に控えた方がいいのは、コーヒー・紅茶・玉露入り緑茶などカフェインを含む飲料、キンキンに冷えた飲み物や、炭酸飲料などです。
これらの飲み物は、胃腸を刺激してしまうため、胃腸が弱っているときは控えるようにしましょう。
そのため、胃腸を休ませたいときには、ごぼう、さつまいも、きのこや海藻など、食物繊維の多い食品は控えることがおすすめです。
もし、食物繊維の多い野菜を食べる必要がある場合には、よく噛む、細かく切るなどの工夫をするとよいでしょう。
腸への負担を軽くすることができます。
やわらかく炊いたごはんやお粥、やわらかく煮たうどんなどがおすすめです。
パンは食物繊維や脂質が多くなりますので、避けるようにしましょう。
茶碗蒸しや煮魚、しゃぶしゃぶなどがおすすめです。
その他にも、半熟卵や豆腐、鱈やかれいなどの白身魚、鶏のささ身や赤身肉など、脂質の少ない食材を使った料理を選びましょう。
卵とお肉は加熱しすぎると、消化が悪くなり、逆効果になってしまうので注意が必要です。
長時間加熱する料理は食材が柔らかくなり、消化しやすくなります。
食物繊維の多い野菜は避けて、大根や白菜、人参やかぼちゃ、じゃがいもなどの消化管への負担が少ない野菜を、やわらかく煮ることがおすすめです。
特に、野菜スープやポタージュ、煮浸しなど、長時間加熱する料理が良いでしょう。
圧力鍋などでの調理は食材を柔らかくしやすく、胃や腸にやさしい料理をつくることができます。
柑橘系などの酸味のある果物は胃腸に刺激を与えてしまうので避け、りんごやバナナ、缶詰めの果物、プリンやヨーグルトなどを食べることがおすすめです。
出典:草花クリニック


