津軽地方独特の「祝言料理」を体験

津軽の伝統料理を使った祝い膳

 国内でも屈指の降雪量を誇る津軽地方。
 そんな厳しい環境の中でも、おいしくご飯を食べられるように工夫された、津軽の伝承料理を後世に伝えていこうと、頑張っている農家のお母さんたちがいます。

 そこで結成されたのが「津軽あかつきの会」。

 場所は弘前市にある「旧石戸谷家住宅」で行いました。
 この「旧石戸谷家住宅」、一部二階建ての木造建築であり、総床面積400㎡以上を誇る東北地方を代表する豪農のお屋敷です。
 この囲炉裏のように、昔の生活を想起させるような内装もあり、テンション爆上げです!
 外にはきれいに整えられた庭園があります。
 この美しい景色が添えられているというのも、食事がおいしい要因かもしれませんね。

 内部の造りを鑑賞しているうちに、祝言料理が続々と運ばれてきました!
 全員分の料理がきれいにならんだ光景は壮観ですね!
 祝言の様子が想起されるほど、素晴らしい景色でした。 
 
 さて、皆さんお待ちかねの祝言料理はこんな感じ!
 色とりどりで、料理の種類も多く、満足感が高いです♩
 更に、二の膳までついており、お腹も満たせそうなレシピですね。
 レシピには、煮豆や茶わんむし、酢だこといった縁起の良い品々が名を連ねます。
 祝言料理を食べたみなさんのこれからの人生が良きものになりそうな予感がします!
 祝言料理についている「あおば刺身」とは青森県が誇る高級魚、ヒラメです。
 実は青森県ヒラメの水揚げ量が全国屈指の県なんですよ。
 コリコリとした歯ごたえと独特の旨味が癖になります!

 他にも貴重な海産物を使った料理がありました。
 そのうちの一つが「さらし鯨とキャベツからし酢みそ」です。
 鯨がとてもプリプリとしており、からし酢みそとの相性も抜群でした。
 そして、驚くべきことに、「津軽あかつきの会」で提供されるお料理には、化学調味料が使われていないのです!
 それなのに、素材本来の味が強く出ており、非常においしかったです。
 実は津軽あかつきの会のお母さんは稲の栽培もしているとのこと。
 こんなにも美味しい米を育ててくれたお母さんや津軽の大地に感謝しなきゃですね♪

 忘れてはいけないのが、食後のスイーツ。
 それがこちらの雲平!
 雲平は餅米、砂糖、水を練り合わせ、かまぼこのような形状にした和菓子です。
 津軽地方では、祝言といった特別な行事の引き出物として、よく出されていたそう。
 今回食べた雲平はしその葉を巻くことで、しその風味が雲平に移り、いいアクセントになっていました♪
 個人的にはこれまで食べた雲平の中で一番好きでした!

 
 
出典:まるごと青森