全国的に希少な糖度30度以上のモモ
平川市の今井農園が、糖度の高いモモの栽培に成功し、本年産から「華麗なる桃」のブランド名で販売を始める。全国的に希少な糖 度30度以上のモモもあり、その価格は1個30万円(税込み)。代表の今井和人さん(48)と妻の小織さん(3) は「青森にも糖度が高いモモがあることを知ってもらいたい」と期待している。
一般的なモモの糖度は11度前後とされている。今井さんは福島県の栽培例を参考に、8年前から高糖度のモモづくりに挑戦。ウニの殻などを活用した有機肥料 や炭資材を使って土づくりにこだわってきたほか、一つ一つの実に栄養が行き渡るよう木の形を工夫。 昨年初めて、生産した約1万個 のうち2個が糖度30度以上となった。
「華麗なる桃」は糖度30 度超えを「キング」、2度以上を「クイーン」(1個 5万円)、30度以上を「ジ ャック」(同1万円)と、糖度によってクラス分けする。 ECサイトで事前に注文を受け付け、収穫でき次第発送する。対象は「川中島白桃」など5品種。
22日、今井さん夫婦は市役所を訪れ、長尾忠行市長に新ブランドを報告。 最近の降雨で糖度が乗らず「キング」のお目見えとはならなかったが、20・9度の川中島白桃をお披露目した。 今井さんは「ただ糖度が高いだけでなく、こくや風味、香りも意識している。 毎年異なる天候に合わせて 栽培するのが大変だが、どんどんバージョンアップしていきたい」と話した。 (野村遥)
出典:Web東奥

