大鰐の「ワニトマ」 「食べにおいでよ!」

高原の寒暖差 甘み、旨みともに濃い味わい

 町名の大鰐にかけて、ピーマン「ワニピ」、小玉スイカ「ワニピノ」、ミニトマト「ワニトマ」。若手農業者でつくる大鰐町高原果菜生産組合「鰐人(わにんど)」が独自にネーミングし、今夏から出荷販売を開始した「ワニベジ」シリーズ。今回はワニトマに注目です。

 鰐人代表で下山農園を営む下山永栄一郞さん(41)によると、野菜嫌いの子どもにも親しみやすく、好きになってもらいたいと愛らしいキャラクターのロゴも作成。早速ファミリー層などから反響があったという。

 もちろん食味の良さが伝わったからこそ。「秋は水やりの量を控えて甘みが増している。気温が下がり、色づくまで一定時間かかって熟しているので、糖分が濃縮されておいしく仕上がっていると思います」。手応えを語る下山さんのそばで、7歳と4歳のお子さん2人が次々頬張っている。「甘くて、おいしい!」

 県内では11月ごろまで、弘前市内のスーパー「いとく」で販売予定。生協の宅配サービス用にも出荷している。

 「目指すのは顔が見える生産と販売。消費者に品質や生育状況を共有して、安心安全だと信頼してもらえるように活動していきたい。ワニベジに冬場の品目を加えて、もっと大鰐町を盛り上げたい」。鰐人の躍進は続く。

 大鰐町は、あじゃら山の麓にあり、トマトの生産がとても盛んです。

 トマトをおいしく育てる3カ条は、十分な日光を当てること、寒暖差が大きいこと、多湿を避けることです。大鰐町は標高が高く、昼夜の温度差が大きいことから、トマトの甘みが引き立ちます。清涼な空気と豊かな水源も品質向上に寄与しています。

 味わいは、甘みが強いのに加え、酸味とのバランスがよく、糖度が高いのが特徴です。生食はもちろんですが、トマトジュースも甘さが引き立ってとてもおいしいです。ぜひ、大鰐町に来た際は、ご賞味ください。

【さらにチェック】11月29、30日 まるごと大鰐秋の感謝祭
 大鰐町の名産品を集めた「まるごと大鰐秋の感謝祭」は11月29、30日の土日、地域交流センター「鰐come」で開催される。両日とも午前10時~午後3時。

 大鰐温泉もやしや大鰐高原りんごなど農産物販売ブースのほか、地元グルメが味わえるブース、縁日コーナーなどが出店。ステージでは、弘前大学の学生企画による大鰐町の魅力をアピールするイベントも予定している。

 問い合わせは町企画観光課(電話0172-55-6561)へ。

 
出典:Web東奥