里庄町特産のマコモタケが収穫シーズンを迎えた。食物繊維たっぷりで低カロリーの〝ヘルシー野菜〟として知られ、25日にはJA直売所「里ちゃん」(同町里見)での販売も始まった。
マコモタケはイネ科の水生植物・マコモの茎に黒穂菌がつき、肥大化したもの。シャキシャキとした食感で天ぷらや炒め物に向いている。
自宅近くの水田約12アールで栽培する美山尚徳さん(82)=同所=は23日から刈り取りを始め、大きく伸びた株の間に分け入り、鎌で丁寧に収穫している。
今年は猛暑の影響で1株当たりの収量が40本と少なめだが、身太りは1本120~150グラムと上々という。美山さんは「ほんのり甘い里庄のマコモタケを多くの人に味わってほしい」と話す。
「里ちゃん」では、マコモタケが1袋(300~350グラム入り)350円で売り出され、開店直後から買い物客が次々と訪れた。販売は11月初旬までの予定。
町農林建設課によると、町内では現在、5個人・団体が1.7ヘクタールでマコモタケを栽培。今季は県内や東京、大阪の市場に向け、約10トンの出荷を見込んでいる。(難波孝光)
出典:山陽新聞

