鶴田町。生産量日本一スチューベン
秋晴れの鶴田町。生産量日本一を誇るスチューベンの収穫時期を目掛けて、道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」に近い芽実(めぐみ)農園へ。県外から7年前に移住し、地域おこし協力隊員を経て就農した山田俊さん(39)園実さん(36)夫妻の園地です。
「表面にブルームって白っぽい果粉があるのが熟している印。今年はしっかり寒暖差もあって、色味も上々。濃い黒ブドウに仕上がりました」。俊さんが手をかざす先には、除草剤を使わずに手間暇かけて育てたという実が連なり、日差しに輝いている。
木陰では2歳の長男・岳くんが、取れたての実を頬張っている。一粒サイズのブドウジュースよろしく、皮の中身を吸い込んだら種ごと飲み込むスタイルは、道の駅で見た「美味しい食べ方」そのもの。「教えてはないんですけど、本当に良く食べるんです」。園実さんがほほ笑む。
昨年からは高齢化などで栽培が難しくなった近隣の園地を引き継ぎ、作付けを80アールに拡大。「これから子育てがもう少し落ち着いてきたら、観光農園の活動にさらに力を入れて盛り上げていきたい」「ブドウの知識をつけて、もっと栽培を深めたい」
町全体で日本一継承へ。山田さん夫妻の挑戦も続いていく。

