日本じゃ絶対に無理!散々バカにされたカカオ栽培、成功

寒暖差を克服した秘訣

 「日本でカカオ栽培なんてできるわけないだろ!(笑) と散々バカにしてた方々に対しては、自分でもできるわけないだろと今でも思っています、結果的にできていますが私は自分をあまり信じてはおりません、とお伝えしたい。 ただ自分でつくったチョコレートは意外なことにとてもおいしい。これは本当。」

 2013年に東京から奄美大島へ移住し、1年間の農業研修を経てうみねこFARMを開園したくらげねこさん。カカオは中央アメリカ、南アメリカの熱帯地域原産で、栽培に向いた気温は20~30度程度とされる。亜熱帯海洋性気候の奄美大島は温暖とはいえ、寒暖差のあるためカカオを育てることは大変な苦労があるのだ。

カカオ栽培を始めようとした経緯は?

 くらげねこ:奄美大島に移住してから、「せっかくこんなとこに引っ越したのだからなんかこっちでしかできそうもないものもやりたい」と思って最初はコーヒーの栽培を始めました。しかし、あえなく全滅。じゃあ次はどうしようかということでカカオ栽培を始めました。植木鉢で育てていたものを地面に植え替えたのが2022年くらいでした。小規模ですが奄美大島、鹿児島県では初めての栽培成功例だそうで、見学希望の方も大勢いらっしゃいます。

安定した収穫が出来るまでにご苦労は?

 くらげねこ:コーヒーで死ぬほど苦労したので、カカオはあまり苦もなくできています。当初導入した数種類の品種の中から、奄美の気候に合いそうな2種類を育てています。

 ただ、初めは実が獲れたあとの加工方法がわからず、チョコへの加工には試行錯誤しました。YouTubeなどで紹介されている南米式の方法では、気候や湿度の関係でどうにもうまくいかず、発酵に必要な菌を逆算して、カカオ豆に無菌状態から足し算していくという独自の方法でなんとかクリアしました。

 
出典:ライブドアニュース