出典:らいちゃんの家庭菜園日記
「腹接ぎ(芽接ぎ)の手順」
- 落葉果樹の腹接ぎ(芽接ぎ)の時期は9月~10月頃に行います。
- 遅咲きの別品種の枝から1芽残して4~5㎝に切り取って穂木を作ります。葉は半分に切ります。
- 台木は王林の幹の平らな側面を使用します。
- 穂木の芽の反対側を平らに切り取り、先端は直角に、下側を45度くらいに削ります。
- 穂木を取り付ける台木の側面の平らな部分に切り込みを作ります。
- 穂木と台木の形成層同士がくっつくように合わせて差し込みます。
- 合わせた形成層が動かないように密着した状態で芽だけを残してテープで穂木を固定し密封します。
- この「腹接ぎ(芽接ぎ)」の方法は接木より成功率が高いといわれています。
- 春先の場合は2週間ほどで芽吹きが確認されるようですが、秋の「腹接ぎ(芽接ぎ)」の場合は、このまま来春まで待って新芽の芽吹きを確認します。