やまゆりの種子の温度処理

 
 

 種を温度処理(約4ヶ月)することによって、1年目の春から芽を出させ、開花までの期間を1年短くすることが可能です。
① 種子をベンレート500倍液に30分つけて消毒する。
② 日陰で乾かす。
③ 種子 1 : パーミキュライト 3 : 水 1 の割合で混合し、ビニール袋に密封する。

以上、処理したものを
第一段階(12月16日~)30℃で56日間。
第二段階(2月9日~) 18℃で21日間。
第三段階(3月2日~) 5℃で42日間。

低温インキュベータ(温度処理機)で、温度処理をする。

そして、播種。
もみ殻炭:川砂:ピートモスを混ぜて種の上にかぶさる程度に蒔く。
水をたっぷり与える。

すると、20日間で発芽します。

【参照先】ヤマユリ発芽促進温度処理