オクラの育て方

アオイ科トロロアオイ属

難易度★
苗植え5月〜6月
収穫7〜10月 

基本的にはとても育てやすい野菜です。花はとても美しく、実は空に向かって立ち上がるようにつきます。苗は1ポットに数株生えているものが出回るので、そのまま崩さずに植えます。1株のみで植えると2mほどにも成長しかなり背が高くなります。数株一緒に密植して育てる事で草丈を抑えることができ、管理も楽で良い実が収穫できます。

密植がカギ

野菜栽培というと、1株を株間を開けて大きく育てるのが定番です。ですが、オクラに関しては1箇所に3〜5株ほど寄せて育てたほうが、樹勢が抑えられ、草丈がコンパクトに育ちます。1株のみで育てるとかなり大きく育ち実も硬くなりがちです。密植する事で競い合いながら育ち、草丈を抑えながら柔らかい実をたくさん収穫する事ができます。

苗は崩さず

苗は4〜5株芽の出たポットが出回ります。これは必ず崩さず1箇所に植えます。草丈15センチ程に育ったら、支柱を1本立てて、全てをまとめて結わきます。

場所選び

一日たっぷり日のあたる、風通しの良い場所で育てましょう。水はけの良い土壌を選び、湿気の溜まりやすい場所では高畝にするなど工夫します。ベランダの場合は風当たりが強すぎず、室外機の風の当たらない所を選びます。

暖かくなってから植えます

熱帯性の野菜なので、しっかりと夜間の気温も上がった5月下旬〜6月に植えるのがオススメです。気温の低い地域では、支柱やビニールで行灯を作って寒さよけをしましょう。

種まきは直播で

根がまっすぐに深く張る直根タイプです。植え替えで根を傷めやすいので、直にタネをまい育てるのと失敗も少ないでしょう。種まきは5月中旬以降、タネは前夜から水につけたものを蒔きます。1箇所に5〜6粒まいて、本葉が出たらその内3〜4株を残します。それ以外はハサミでカットします。

水やりについて

鉢植えが乾いたらたっぷりが基本です。特に乾きやすい夏場は水が切れないよう気をつけます。地植えは根付いてしまえば水やりをする必要はありませんが、あまりに雨が降らない時には、様子を見て水やりします。梅雨が明けたら乾燥しないよう藁などでマルチングするのも良いでしょう。

オクラの歴史

原産はアフリカ北東部で、エジプトでは紀元前からすでに栽培されていたとても歴史のある野菜の1つです。オクラの名前は、ガーナの首都でも多く話されているトウィ(Tui)語の「nkrama」が語源となり、英語で「okra」(オクラ)と呼ばれるようになりました。をれをカタカナ読みしたのがオクラとなりました。日本へは幕末期の明治初頭に入ってきました。実際に多く栽培され流通されるようになったのは、昭和50年代です。

 
出典:ディノス(dinos)