参照:トマトの育て方
—- トマト 皮を軟らかくするには? —-
1.皮の薄い品種を選ぶ
家庭菜園であれば完熟で収穫できますし、皮が薄く食べやすいです。
そのかわり裂果が多くなりやすいので、雨除け対策すると良いです。
お勧め品種は、ホーム桃太郎(大玉トマト)、フルティカ(中玉トマト)、トスカーナバイオレット(ミニトマト)などです。
*トスカーナバイオレットは入手が難しいですが特に皮が薄い品種です。
2.水分管理を適切に
甘く育てるために必要以上に水を切っていませんか?
切り過ぎると、甘いトマトにはなりますが、皮が固く、水分も少ないので小さいトマトになってしまいます。
適度に水を切ることで、皮が薄い甘いトマトができます。
3.生長スピードの管理
トマトは早く生長させることで実が軟らかくなります。
畑やプランターの土づくりをしっかりして、元肥と追肥を適切に与え、成長スピードを上げることで実が軟らかくなります。
4.摘果を適切に
適度に実を落として結実数を減らして、甘さと皮の薄さが両立できるようにします。
実が、多過ぎると皮が固くなる傾向にあります。
5.秋トマトは日に当てる
夏の終わりから秋に収穫予定の秋トマトなどは、日光によく当てて生長を促し、収穫を早めます。
夏~秋は、夜の温度が低く、トマトの皮が硬くなりやすいので気をつけます。
以上のような基本的なトマトの栽培の仕方ができていれば、
品種の選定や水分管理だけで、皮が薄くおいしいトマトが栽培できます。
—- トマト 皮が固い原因は? —-
ハウス栽培に使われている一般的なトマト品種の皮は軟らかく、家庭菜園向けのトマト品種は、皮が固い傾向にあります。
ハウス栽培では、トマトが雨に当たる心配もないため、皮が軟らかい品種でも栽培が容易です。
市場に出回っているトマトは、早くに収穫するので裂果がありません。
トマトの育て方。摘芯 剪定 肥料で甘い実の収穫を