食べ合わせが悪い・良いと言われている食材

出典:くらひろ

 

消化に悪い食べ合わせ一覧
  • 天ぷらとスイカ
    油で揚げる天ぷらは油分が多く、消化しにくい食べ物です。また、夏に旬を迎えるスイカは約90%以上が水分です。水分が多いスイカを食べると胃液が薄まり、天ぷらを消化しにくくなります。
  • うなぎとスイカ
    うなぎは天ぷらと同様に油分が多い食材であり、水分量が多いスイカと食べ合わせが悪いとされています。理由は「天ぷらとスイカ」と同様に、大量の水分が胃液を薄めてしまい、うなぎの消化を妨げてしまうためです。
  • カニとフルーツ
    カニは体を冷やす作用があります。フルーツは大半が水分を占めており、カニと同様に体を冷やす食材です。この2つの食材を組み合わせることで、より体を冷やしてしまうため、内臓の機能が低下し消化不良を起こします。大量に食べなければ問題はありませんが、冷え性の方や胃腸の調子が悪い方はお腹を壊す可能性があるため、避けるほうが無難です。
  • からしとお酒
    お酒は血行を良くし、体を温める作用があります。同様に、からしは体温があがる刺激成分を含む食材。前述した体を冷やす食材の組み合わせとは逆の、体を温める食材の組み合わせです。一見体によさそうですが、胃腸に負担をかけてしまい消化不良を起こす可能性があります。さらに、血行の流れがよくなりすぎると、じんましんや発疹などの炎症を引き起こす原因にもなります。
  • 蕎麦となす
    夏によく食べられる蕎麦となすは、実はあまりよくない食べ合わせです。蕎麦に含まれているカリウムは、利尿作用があり体を冷やします。また、夏野菜のなすも体を冷やす食材です。
  • 蕎麦と柿
    柿と蕎麦は体を冷やす食材です。一緒に食べることで冷えを促進し、消化不良を引き起こす場合があります。また、柿は食物繊維が豊富な食材であるため消化が悪いとされており、冷えによる内臓機能が低下した状態で大量に食べると、体調を崩す場合があります。適量なら問題ありませんが、食べ過ぎは控えましょう。また、蕎麦を温かくすると体の冷えを防げます。

  • 大根とにんじん
    サラダで一緒に食べられる大根と人参は、栄養の吸収を妨げる食べ合わせです。大根はビタミンCを豊富に含む食材です。そして、人参にはビタミンCを破壊するアスコルビナーゼが含まれています。一緒に食べることで、大根に含まれるビタミンCを人参のアスコルビナーゼが破壊し、吸収を妨げます。
  • ほうれん草とベーコン
    お弁当のおかずや副菜などで組み合わされることの多いほうれん草とベーコンは、栄養の吸収が阻害される食べ合わせといわれています。ベーコンにはリン酸が含まれており、ほうれん草は鉄分やカルシウムを多く含む食材です。リン酸は、鉄分やカルシウムの吸収を妨げてしまいます。大量に食べなければ問題はありませんが、避けたほうが賢明です。
  • ほうれん草とゆで卵
    卵をゆでると卵白から硫黄分が生成されます。ほうれん草は、前述したように鉄分を豊富に含む食材です。ゆで卵がもつ硫黄分は鉄分と結合して栄養の吸収を妨げるため、ほうれん草とゆで卵は相性がよくありません。
  • きゅうりとトマト・レモン
    きゅうりには、にんじんと同様にビタミンCを壊す作用のあるアスコルビナーゼが含まれています。きゅうりをトマトやレモンなどビタミンが豊富に含まれた食材と食べ合わせると、ビタミンの摂取が妨げられてしまうため、注意しましょう。また、きゅうりやトマトなどの夏野菜は体を冷やす食材のため、胃腸が弱い人は避けましょう。酸を含むマヨネーズやドレッシングを合わせると、アスコルビナーゼの作用を抑制できるため、一緒に食べることをおすすめします。
  • 枝豆と乳製品
    枝豆と乳製品の組み合わせは、栄養の摂取を妨げる食べ合わせです。牛乳やチーズなどの乳歯品には、歯や骨の材料になるカルシウムが豊富に含まれています。そして、枝豆に含まれるフィチン酸は、カルシウムと結合して体内への吸収を妨げる特徴があります。枝豆のほかに、ゴマや玄米もフィチン酸を多く含む食材です。ただし、乳製品がもつ全てのカルシウムが吸収を妨げられるわけではありません。適量であれば問題ないでしょう。
  • 大根としらす
    食卓に一緒に並ぶことが多い大根としらすですが、大根に含まれる「リジンインヒビター」は、しらすがもつリジンの吸収を阻害します。リジンは、肝機能の保護や疲労回復に効果的であり、もっとも不足しやすい必須アミノ酸の1つです。体内で生成ができないため、食事から摂取しなければいけません。

 
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