ハエがコロン!キンチョールきのこ

参照:青葉の森から


 ご紹介するキノコはテングタケ(毒)です。かさの部分についた白い模(いぼ)が特的なキノコです。「不思議の国のアリス」にも出てきそうなカッコイイきのこでしょう。別名ハエトリキノコとも呼ばれ、昔はハエ取りに利用したのだそうです。私はこれを実験してみることにしました。

 ハエをおびき寄せるために、テングタケを敷いてしょう油を塗ります。いいにおいがしてきます。テングダケは毒キノコですが、うま味成分も含んでいて、実は食べると美味しいのだそうです。もちろん、毒なので食べないでくださいね。
出きあがったテングダケをお皿にならべます。さて、実検はうまくいくのでしょうか。

 倒れたハエは、翌日にはいなくなっていました。ハエは死んだのではなく毒で意識を失っていただけなのでした(なるほどテングダケは神系の毒をもっています)。
そのため、ハエ取りに使うときには、お皿に水を張っておくといいのだそうです。
これからの季節、森にたくさんのキノコが出ます。ぜひみなさんもキノコとの出会いを楽しんでくださいo