山菜ベストナイン決定!

「山菜で野球チームを作るとしたら?」

 山菜ツアーの案内人でもある小野塚さんに「山菜で野球チームを作るとしたら?」と少々、荒っぽいテーマを投げてみました。それぞれの持ち味を、守備や打順に当てはめてもらったところ、いい感じのチームが誕生。知らなかった山菜たちも身近になって、ますます興味が湧いてきました。

— ピッチャー「背番号1 コゴミ」 —

クセがなくいろいろな食べ方のできるオールマイティーぶり、知名度の高さはピッチャーの風格。

— キャッチャー「背番号2 ウド」 —

だれからも愛されるウド。安定感抜群の実力は、打席の要、チームの要をしっかりこなす。

— ファースト「背番号3 ふきのとう」 —

雪の下から一番に顔を出すふきのとう。出足の早さは、まさにトップバッターで、ポジションもファースト。

— セカンド「背番号4 うるい」 —

市販品にアクはないが、山に自生するうるいは苦味とぬめりがあり、それこそが魅力。頭を使うセカンドで、アクをいかしてほしい。

— ショート「背番号6 木の芽」 —

木の芽とはアケビのつるで、好きな人の熱意が半端ない。細くしなやかな形は、ショートの軽やかな動きを連想させる。

— サード「 背番号5 コシアブラ」 —

うまさ格別のコシアブラは、頼りがいのある山菜。2番バッターでランナーをつなぎ、3塁をがっちり守る。

— ライト「背番号9 アブラコゴミ」 —

コゴミのように群生しないことから、たくさんは収穫できないが、独特の旨みがあり、地元でも重宝されている山菜の一つ。その存在感は、ライトからホームまでレーザービームを投げる守護神のよう。

— センター「背番号8 シオデ」 —

山のアスパラという別名通りの甘さと風味。群生しないでポツポツと生える姿は、まさに外野の一番奥で構える風情に似て。

— レフト「背番号7 オオナルコユリ」 —

非常に甘みが強く、味わい深いオオナルコユリ。マイナーだが、抜群の味を持つあたりは肩の強い外野選手のよう。

~ 小野塚さん!極私的熱愛 山菜ベスト3 ~
1 アブラコゴミ 2 オオナルコユリ 3 シオデ
オオナルコユリ、シオデはマイナーで、大量に採れないが、甘みがあっておいしい、というギャップも好み。アブラコゴミはコゴミが終わる頃出てくる山菜で、とにかくうまい。個人的には、ライトあたりを守ってもらって、リリーフピッチャーもいける選手。

~ たらの芽、ワラビ、ゼンマイは一軍落ち? ~
3つとも非常に知名度が高い山菜ですが、ゼンマイやワラビはアク抜きで手間もかかり、たらの芽は乱獲で数が激減しているという危惧感も。「もっとおいしくて、手軽に食べられる山菜がいっぱいあります」という気持ちで選びました。

 
出典:note