出典:豊洲市場
硬い桃の特徴は、果汁が少ないこと、糖度が高いこと。
7月に出回る桃は繊維質で果汁が多いですが、糖度はそれほど高くはありません。糖度12〜13度あれば、かなり高糖度の桃です。 しかし、8月中旬以降の桃は、糖度的には15度以上も珍しくありません。
そして緻密で崩れるような果肉が特徴です。 硬い桃の存在をしらない人が食べたら、怒りたくなる硬さ。 しかし、好きな人からしたら、たまらない美味しさなのです。
山形県は、8月〜9月に出回る「硬い桃」の産地です。
「硬い」の目安は、有名な「川中島白桃」が一つの目安で、この桃以降は一般的に硬い品種です。ただし、硬いといっても、その度合いも様々です。
たいていの桃は、常温で置くことで多少は柔らかくなりますが、カチカチのまま、ほとんど柔らかくならない品種があります。
今回お届けする 「おどろき」と「美晴白桃」がそれにあたります。
「おどろき」の名前の由来は、「おどろくほど硬くて日持ちする」からきています。初めて食べた人が「硬い。これが正しい状態なんですか?でも桃じゃないと思うと美味しい。」と驚いていました。
その食感は、硬い柿やりんごのようです。
8/19〜24出荷 『かたい桃』 山形県産 ※おどろき又は美晴白桃 約2kg(5〜10玉) ※常温
3,980円(税込)