出典:Opdeli
丹波篠山は、お正月のおせち料理に使う黒豆の有名な産地ですが、後継者不足で耕作放棄も増えています。そんな丹波の農産物をご利用いただきたい…ということで、丹波篠山産の希少な「黒大豆枝豆」を企画しています。この枝豆が出回るのは、一年のうち10月のわずかな期間だけ。市場に出回ることの少ない希少な「丹波篠山 黒大豆枝豆」、ぜひこの機会に味わってみてください。
四方を山に囲まれた丹波篠山。標高約200メートルのこの盆地は、黒大豆発祥の地とされています。内陸性の気候は、寒暖の差が大きく、黒大豆の栽培に適しています。
丹波篠山の黒枝豆は、お正月の煮豆に使われる丹波黒大豆の熟成途中の枝豆・さや豆で、青く若いうちに収穫したもの。枝豆として食べられる期間は、10月の約2~3週間ほどしかなく、丹波篠山の秋の味覚として珍重されています。
丹波篠山産の「黒枝豆」は、一般的な枝豆とは違い、ほとんどがさやの中に1〜2粒しかないため、ひと粒、ひと粒が大きいのが特徴です。粒の色は、少し黒みがかっていて、丹波黒枝豆特有の深いコクや甘み、ほっくりとした食感が魅力。
丹波篠山市では、粒の大きさや味わいを担保するため、丹波篠山産の黒大豆枝豆について「解禁日」を設けています。毎年10月上旬に解禁となりますが、およそ2〜3週間の収穫期の間に見た目や味わいは大きく変わっていきます。さやには徐々に茶褐色の斑点などが現れ、黒ずんできますが、これは豆の風味やうまみがのってきたという証しです。
今回お届けする「黒大豆枝豆」は、さやが大きく膨らんだ状態で収穫。丁寧に枝から外し、洗浄、選別して200gずつ袋詰めしています。丹波篠山産の「黒大豆枝豆」ならではの濃厚で芳醇な風味と、コクのあるうまみをお楽しみください。
まずは茹で枝豆で、ホクホクの食感、コク深い風味をお楽しみください。またフライパンで皮ごと焼く、焼き枝豆もおすすめです。そのほかにも、黒枝豆の炊き込みご飯やパスタなど、いろいろな料理にお使いください。