出典:草刈り110番
- 巻きひげと葉を取り除く。
- 約1分ゆでる。(本来の赤色から、鮮やかな緑色に変化します)
- 水にさらす。(アクが強いので、数時間~一晩さらしましょう)
醤油をかけて食べてもよし、納豆に混ぜてもよし!ワラビやモロヘイヤに近いぬめりと、ピリッとした辛さがなかなかいけます。ただ、アクがとても強いので、アク抜きは入念におこなってください。抜きすぎは風味が失われてしまうので注意です。
- ヤブガラシの芽を熱湯でゆでる。
- 冷水にさらし、一晩アク抜きをする。
- 2のヤブガラシに、大根おろしと醤油をかける。
上記のおひたしとレシピはほとんど変わりません。ヤブガラシのもつ辛みと、大根おろしの辛みが見事にマッチしたオススメの一品です。ヤブガラシは夏も採集することができる雑草なので、暑くて食欲が出ないときにサッパリといただいてみては?
山菜ならばはずせない鉄板レシピ、天ぷら。アクが強いヤブガラシの天ぷらってどうなの?と思うかもしれませんが、これがとっても美味しいのです。えぐ味も消えて、クセもありません。騙されたと思って、一度試してみる価値ありです。
ヤブガラシが、あらゆる料理でいただける美味しくて万能な山菜であることがお分かりいただけましたか?ここでご紹介した3品以外にも、胡麻和えやお味噌汁などヤブガラシを美味しく食べられる料理がたくさんあります。ぜひ、お試しください。
気を付けて!
周りに巣はみあたらないのに、なぜかスズメバチがたくさんいる……と怖くなった経験はありませんか?実はそれ、ヤブガラシが茂っていることが原因かもしれません。ヤブガラシの花には豊富な蜜があるため、それを求めて多くの昆虫が集まるのです。
スズメバチの成虫は蜜や樹液を好むため、他の昆虫と同じようにヤブガラシの蜜を吸いにきていたのですね。花の蜜を吸いに来ている場合は、危険性はないといわれているスズメバチですが、偶然触れて刺されてしまう可能性などを考えるとやはり怖いですよね。
もしそれがご自宅の庭であれば、ヤブガラシの花の蜜を求めて増えるスズメバチを放置するのは危険です。また、繁殖しすぎたヤブガラシは他にも害虫・害獣も呼び寄せてしまいます。そういった問題がある場合は、ヤブガラシを駆除するなどの対策をとる必要があるでしょう。