出典:Hakusan
シクラメンはサクラソウ科シクラメン属の多年草球根植物で、もともとは北アフリカ~地中海沿岸地域にかけて自生していました。
冬の間お部屋で楽しむことのできるシクラメンのほかに、寒さに比較的強く改良された屋外で鉢や花壇に植えて楽しむことができるガーデンシクラメンがあります。
花の少なくなる10~3月頃に花が咲くシクラメンは、冬に室内を明るく彩ってくれるありがたいお花です。上手に育てれば、半年近く長く楽しめるのも嬉しいポイントです。
また、シクラメンの大きな魅力の1つは、花色・形・さらに咲き方などさまざまな種類があることです。
「どれも同じシクラメンに見える」「シクラメンの違いが分からない」という方には、是非葉の模様や咲き方の違いを手に取って見比べてみてください。よく見ると1つ1つの品種に個性があるのが分かるはずです。
複色や珍しい花色、花弁が波うったロココ咲きや八重咲きなど、色や咲き方などさまざまな品種があり、選ぶ楽しみも広がっています。
シクラメンは種類も豊富で、毎年さまざまな品種が生まれています。花色も葉色も模様も形も香りもたくさんの種類があり見応えたっぷり!花の少ない冬を華やかに彩ってくれるのが大きな魅力です。
初めて日本にシクラメンが来たのは明治時代、その後日本でのシクラメンの開発はめまぐるしく、独自の文化を築いてきました。そして、今まさにシクラメンに大きな革命が起きようとしていることをご存知でしょうか。
これから今まで実現不可能と言われてきたセンセーショナルなシクラメンが、次々と世の中に送り出されていきます。シクラメンの歴史が変わるこの瞬間を、どうぞお見逃しなく!
開花した株は大きめなものが多く豪華な印象もあるので、インテリアに合わせた鉢カバーを使ってラグジュアリーな空間作りにもおすすめです。咲き方や色の異なるシクラメンを何種類か、高さを変えて置いてもいいですね。
- 休眠させた場合
9月になり夏の暑さが落ち着き涼しくなってきたら、植え替えをします。植え替えの際に球根についている土を落として球根の硬さを確認してみましょう。柔らかいようであれば球根が腐ってしまっています。硬くカチカチであれば大丈夫です。根を半分くらいの長さに切り、一回り大きな鉢に植え替えましょう。球根が1/3程度頭が地上に出ている状態で植えてください。 - 休眠させてない場合
9月になり夏の暑さが落ち着き涼しくなってきたら、植え替えをします。一回り大きな鉢に植え替えましょう。球根が1/3程度頭が地上に出ている状態で植えてください。 - 日あたり・育てる場所
涼しくなり植え替えが終わったら、日あたりのよいお部屋で育てるか、日あたりのよい屋外で育てるようにしましょう。 - 水やり
シクラメンの夏越し
休眠させた場合も、植え替えが終わったら水やりを再開します。鉢の土の表面が乾いて数日経ったら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげてください。目安として週1~2回程度になります。 - 肥料やり
シクラメンが葉や蕾をたくさんつけ始めます。栄養が必要になってくるので肥料やりを忘れないようにしましょう。液体肥料(1,000~2,000倍に希釈したもの)を2週間に1回程度あげてください。 - 葉組み
葉が生い茂ってきたら、葉組みをして球根に日光があたるようにしてください。詳しくは、葉組みのやり方を参照ください。
2024年、シクラメン界に革命をもたらす新シリーズ「ドラゴン」が誕生しました。美しさを極めた神秘のブルーのシクラメンが、ついに安定したF1種で登場!シクラメンの新時代がここに幕を開けます。
一線を画す圧倒的な存在感を持ちます。その上品で洗練された美しさが、庭や室内を一瞬にして格調高い空間へと変貌させます。
普通のシクラメンは花弁が上に反り返りますが、ペチコートは下向きに咲くベル型の特殊なシクラメン。ふんわりとしたドレスが広がるようなラインが可憐です。花弁内側の模様も美しいので、少し高い位置に置いて楽しんでもいいですね。