玄関に縁起の良い木を植えるのがおすすめ
縁起の良い木とは、魔除けや邪気払い、金運アップ、幸運を呼ぶなどの効果があるとされる木や、霊力を宿していると信じられてきた木のことです。
日本で古くから縁起が良いとされているものもあれば、海外で縁起が良いとされるものもあります。
理由はさまざまで、神話や伝説などが言い伝えられているものや、名前の語呂から縁起を担いでいるものなどがあります。
風水でも玄関は運気が出入りする重要な場所とされているため、邪気払いや運気アップが期待できる縁起の良い木を植えるのがおすすめです。
また縁起とは関係なく、玄関に木を植えることで外観に立体感が出て建物の印象を引き立たせる効果もあります。オシャレな家づくりの観点でも、玄関に木を植えるのがおすすめです。
ナンテン ナンテンは晩秋から冬にかけて真っ赤な実をつける、日本で親しまれている木です。
梅雨ごろから夏にかけては白い小さな花を咲かせ、秋になるにつれて葉が紅葉し、ナンテンの特徴である真っ赤な実をつけます。品種によっては白や黄色の実をつけるものもあります。
ナンテンは名前から「難を転ずる」をイメージできるため、縁起の良い木、厄よけ、魔よけとして古くから玄関や庭に植えられてきました。またお正月のお飾りにも使用されることが多い縁起木です。
ナンテンの花言葉には「良い家庭」「福をなす」があり、ご自宅に植えるのにぴったりな言葉です。生長がゆっくりであまり大きくならず、日本の気候にも合っているため管理しやすさもあります。
センリョウ センリョウは、縁がギザギザの葉が2枚向かい合うようにして生えるのが特徴の樹木です。
10月〜2月になると枝先の葉の上に真っ赤な実をつけ、葉色と赤い実のコントラストが楽しめます。
6月〜9月には花びらのない花を咲かせますが、実のほうが観賞度は高く魅力的です。
センリョウ(千両)という言葉がお金を連想できることから「金運があがる」、「富を招き寄せる」といわれており、縁起が良い植物として有名です。
正月の縁起物として人気が高く、例年12月になると実のついたセンリョウの枝が飾り用として売られるようになります。
日本では関東以西や、中国、マレーシアなど、東アジアの温暖な環境で自生しているため、温かい地域であれば庭植えにしても安心して管理できます。
マンリョウ マンリョウは、センリョウとよく似ている樹木です。冬になると赤い実をつけお正月飾りにも使われます。開花時期は7〜8月ごろで、白く小さな花が下に向かって垂れ下がるように咲かせます。
センリョウと同じく、マンリョウ(万両)という名がお金を連想させることから、縁起物として親しまれています。名前も特徴も似ているマンリョウとセンリョウですが、植物の分類は異なります。
またマンリョウは実が下向きに垂れるようにつき、センリョウの実は葉の上につくため、それぞれの特徴を把握すれば見分けられます。
- ヒイラギ 日本では古くからヒイラギの葉が鬼の目を刺すと信じられており、ヒイラギを家の入り口に植えると魔除けになるとして扱われてきました。
- アジサイ アジサイを玄関に植えると商売繁盛や金運を高める、入口に吊すと魔除けになるという言い伝えもあります。
- ボタン 不老不死や長寿という意味も込められており、幸せや繁栄をもたらす縁起の良い花ともいわれています。
- オリーブ オリーブは平和の象徴ともいわれており、花言葉にも「平和」があります。
- モミの木 モミの木には精霊が住む、玄関に飾ると魔除けになる、悪夢を避ける力があるという言い伝えもあります。
- 月桂樹 風水でも金運アップや幸運の効果があるといわれており、勝利と栄光の象徴となっています。
- ダイダイ 冬に実が熟し春になっても落ちないことから、「代々家が繁栄する」の意味を込めて。
- ツツジ ツツジはたくさんの花が次々に咲き続けることから「幸せが長く続く」といわれ、縁起が良いといわれています。
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