大雪で影響を受け 雪害防止へ
今冬の大雪によるリンゴ樹の被害発生を受け、つがる弘前農協(本店青森県弘前市)は3日、全農県本部とともに弘前市東目屋地区のリンゴ園でドローンを使った融雪剤散布の実演会を行った。申し込みのあった同農協の組合員のリンゴ園で、2月下旬から実際に散布を開始する。
同日、同農協から委託された業者の担当者が、縦横とも約3メートルの大型ドローンで、米沢久隆さん(75)のリンゴ園60アール全体に約10分で融雪剤をまいた。米沢さんは「手でまくと3日かかる作業。ドローンはリンゴ産業の救世主になり得る」と話した。
年末から続く大雪の影響で、津軽地方のリンゴ園では枝折れや幹割れの被害が確認されている。今後は雪が解ける際に枝を引っ張る力が働き、さらなる枝折れが懸念される。融雪剤を使うと雪解けが早くなるほか、雪がざらめ状になり枝折れを防ぐことができる。
ドローンによる融雪剤散布の費用は10アール当たり約6千円。同農協は融雪剤の購入費の助成も検討している。同農協の尾崎高広指導部長は「被害が広がる前にドローンでの融雪剤散布を活用してほしい」と呼びかけた。
出典:Web東奥

