農研機構は、皮ごと食べられる果皮の赤いブドウ新品種「サニーハート」を育成しました。糖度が高く、かみ切りやすく硬めの果肉で、食味は良好です。開花期にジベレリン処理1)を2回行うことで、種なし2)栽培も可能です。「シャインマスカット」や「巨峰」等の主要品種とは色や形が異なる、新たな需要を喚起する品種として普及が期待されます。
現在ブドウでは、食味良好で皮ごと食べられる「シャインマスカット」が好評を得ていることから、最近は皮ごと食べられて、外観や食味が「シャインマスカット」と異なる品種が求められています。
そこで農研機構は、皮ごと食べられる果皮の赤いブドウ新品種「サニーハート」を育成しました。「サニーハート」は、果皮が赤色で、果粒側面から果頂部にかけて生じるくぼみがハート型を連想させる特徴的な果形をしています。果肉や果皮に渋味がなく、皮ごと食べられます。また、高糖度で酸味が少なく、硬めでかみ切りやすい果肉を持ち、食味良好です。さらに、マスカット香3)の混じるフローラルな香りも特徴の一つです。開花期にジベレリン処理を2回行うことで、種なし果の生産が可能です。「サニーハート」は「シャインマスカット」、「巨峰」とは異なる色、形、香りを持ち、新たな需要を喚起できるほか、皮ごと食べられるブドウ品種の新たな選択肢として「シャインマスカット」とのセット販売も考えられます。
出典:農研機構

