冬の味 /弘前・セリ収穫進む 今年も上出来

清らかな湧水が育む!真冬の「一町田のせり」

 7日は、一年の無病息災を願い、春の七草を入れたかゆを食べる「七草」。青森県弘前市の一町田地区では、七草の一つ、セリの収穫作業が昨年末から始まり、6日も湧き水で育ったセリが次々と取り入れられていた。

 同地区は藩政時代からセリの名産地として知られ、現在も水を張った露地やビニールハウスでの栽培が続く。この日の同市は断続的な雪となり、周辺はすっかり深い雪に覆われた。

 地区内で山田農園を経営する山田秀樹さん(44)は、水と泥の深さが50センチに及ぶハウスに足を踏み入れ、40~50センチほどに育ったセリを収穫。冷たい水で丁寧に泥を洗い流し、水面に浮かせたコンテナへ移していた。

 山田さんによると、今季のセリは例年より細めながら味が濃く、最近の冷え込みの影響で歯ごたえも良くなってきたという。「お客さんに満足してもらえる出来になって一安心。2月にかけて寒さとともに甘みも増す」と山田さん。収穫作業は2月末まで続くという。

 
出典:Web東奥