マタタビに蚊除けの効果があるらしいことをWebで見かけたので、マタタビの栽培にチャレンジすることにしました。
— マタタビを見つける —
色々調べると、どうやらマタタビは挿し木から育てることができそうなので、早速トライ。
マタタビは、山の比較的標高の高いところ、そして猫のいないところに自生しています。落葉広葉樹ですので、秋に葉っぱが落ちて、冬は幹と枝だけになって休眠しています。
マタタビの挿し木に適した時期は、2〜6月。6月頃にはマタタビの葉の一部が白くなるので、それを目印に探すといいかもしれません。2月頃に挿し木をするのであれば、前の年に場所を確認するといいかも。
※釈迦に説法かもしれませんが、「お約束」は守りましょう。
2月の初旬、とあるルートでマタタビの枝を入手しました。2月ですのでマタタビは休眠中で、もちろん枝に葉っぱは付いていません。そんな枝だけのものを水で湿らせた鹿沼土に挿せば完了、としたいところですが、その前にひと手間やったことが。
それは「水揚げ」です。
いただいた枝をなるべく早く15〜25cmくらいの長さにカットして、バケツなどに入れた水に浸します。付け根を斜め45度にカットすることをお忘れなく。浸したら1時間くらい待ちます。
メネデールなどの発根剤は使いませんでした。
待っている間に挿し木する容器を用意しておきます。植木鉢などに鹿沼土を入れ、水を加えて土を湿らせておきます。腐葉土があっても発根はするらしいのですが、私は入れませんでした。
水揚げが終わったら、土に枝を挿していきます。深さですが、挿し木1本に新芽の出そうなコブが3つあれば、一番下のを土の中、下から2番目のが地表から1〜2cmのところにくる感じでしょうか。
— 挿し木をした後の手入れ —
外だと夜に氷点下になりますし、猫が庭を徘徊していますので、挿し木は室内で手入れをしながら観察することにしました。
いろいろ試してわかったコツは、「土と枝を乾燥させない」こと。特に枝の保湿は重要なようです。
朝、霧吹きなどで枝を湿らせておき、室内の直射日光の当たらない場所に置いておきます。直射日光に当てすぎると発根する前に枯れてしまいました。
挿してから11日目に、芽が出始めました。寒いところから暖かい部屋に移されたマタタビの枝が、春が来たと勘違いしたためです。この時には根はまだ出ていません。
30日目がこんな感じです。花芽のようなものが出ていますが、ほとんどが生長しません。いくつかの挿し木を軽く引っ張ってみましたが、抵抗感はなく、まだ根は出ていないようです。
48日目。花芽が1つだけ、ここまで大きくなりました。残念ながらこの挿し木からは根は出ておらず、この後枝への水やりを一度怠っただけで花芽が落ちてしまいました。花芽は摘んだ方がいいのかもしれません。
50日目頃には、いくつかの挿し木を軽く引っ張ってもグラっとしないものが目立ってきました。根が出ている可能性があると判断。
この日に、挿し芽を試すために出てきた新芽をいくつかカットしました(その話は後日)。この頃から窓ガラス越しの日光を当てることに(午前6時〜10時)。
58日目。1本だけ抜いて見ました。発根を確認。ここで固形の醗酵油粕をコロコロと入れました。
67日目。挿し芽用にカットしたところから新しい芽が出てきました。挿し木を引っ張っても抜ける気配は全くなし。
というわけで、挿し木からの発根に成功しました。強い日光に当てたりいろいろ試しているうちに枯らしてしまった挿し木もありますし、元から適さない枝まで挿し木にしたので、発根率は4割弱と低め。ちゃんとやれば発根率はもっと高くなると思います。
出典:Nanoniele



