ナスを育てていると、苗が大きく育たないことがあります。
苗が丈夫に育たず大きくならないと、良い花を咲かせられず、実をつけることができません。
ナスが生育するには、昼間に23度~28度の気温が必要です。
夜間でも16度以上ないとうまく育ちません。
苗を植え付けてすぐの頃は、天候によって適温以下になることもあります。
年によっては寒い日が続くこともあるため、寒さによって大きく育てない可能性があります。
気温が低くて苗が大きく育たない場合は、気温が高くなれば、自然と育つようになります。
ただ、気温が十分に高くなって安定するまで、寒さによって株が傷まないようにしておく必要があります。
支柱を立てて周りをビニールで覆ったり、トンネルやホットキャップなどをかぶせて保温すると、ゆっくりですが徐々に大きくなっていきます。
ナスを育てるためには、日照が不可欠です。
日当たりの悪い場所で育てていると、徒長したり、枝が短いまま伸びなかったりと、生育不良になることがあります。
日当たりの良い場所で育てれば、絶対に日照不足にならないかというと、実はそうでもないのです。
ナスは意外と大きな葉をつけるため、自分の葉で陰を作ることがあります。
必要のない枝や葉は整枝して落とすと、日陰を作りにくくなります。
また支柱を立て、そこに主枝を誘引して枝を開くことによって、陰を作りにくくすることもできます。
ナスは水分を多く必要とする植物です。
特に植え付けてすぐの苗は、根が広がっていず、水切れを起こしやすいです。
周りの地面が湿っていても、根のある部分が乾いていれば水切れを起こします。
地植えでも、容器栽培でも、苗を植え付けてから1週間~10日ほどは、土の表面が乾いたら水を与えるようにしましょう。
また、苗の生育が旺盛になってくると、余計に水が必要になります。
水分が不足すると、生長が滞るので注意しましょう。
チッ素はナスの生育を助ける重要な栄養素ですが、与える量が多いと枝や葉が育つばかりで、実がなりにくくなってしまうとされています。
苗の植え付けをする時などに、うっかり根鉢を崩して根を傷めてしまうと、根を回復させるのに時間がかかってしまいます。
ニジュウヤホシテントウなどが葉を食害したり、アブラムシなどが吸汁していると、生長に必要な養分を害虫にとられてしまい、苗が育ちません。




