樋型容器を利用したジネンジョ芋形状の改善

 

12.jpg ジネンジョ栽培に樋型容器を利用すると、従来のパイプ型容器による栽培に比較し、形状の良い芋が生産できる上、山土の使用量が約1/2ですみ、栽植密度を2倍以上に高められるため、生産性も向上することが分かりました。
?ジネンジョ栽培は、パイプ容器の利用により広く普及してきたと言われています。しかし、パイプ栽培では土の圧力が芋に掛かりにくいため芋形状が扁平になりやすく、山土をパイプに十分に詰める必要があり、作業負担を減らせない欠点があります。
?そこで、埋設や掘取りが容易な樋型容器に着目し、研究を進めています。今後、施肥や誘引方法を含め、省力的かつ効率的なジネンジョ栽培技術の確立をめざします。
(山間農業研究所)

 

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