桑の挿し木

出典:HORTI

桑の木の増やし方!挿し木

2~3月中旬に冬越しした枝を使って行う「古条挿し」と、6~7月に新しく伸びた枝を使って行う「新芽挿し」の増やし方があります。

適期に枝を15~20cmほどの長さに切り取り、上の葉っぱを2枚ほど残して他を切り落としたら、赤玉土など挿し木用の土に枝を挿していきましょう。

土が乾かないよう水やりをして日陰で管理すると、根が生えてきます。

桑の栽培のポイントは?

日当たりのよいところに植え付け、花芽を切り落とさないように剪定をすることが、実をたくさん収穫するコツです。日陰でもよく育ちますが、花つきが悪くなってしまいます。

また、花は新しい枝の真ん中より先につくので、剪定の時期と切り落とす枝は間違わないようにしましょう。

品種によっては1本でも結実しますが、雌雄異株なので、違う品種を2本植え付けた方が確実に収穫を楽しめますよ。

桑の木は病害虫の心配がすくない育て方の簡単な木

桑は、日本の環境によくあった果樹で、よけいな手間がかからないところが魅力となっています。病気や害虫の心配もなく、どの薬なら使ってもよいかと考える必要もありませんよ。

ぜひ、たくさんおひさまの光に当てながら育ててみてください。