山菜採りのルールとマナー

山菜採りの基本的なルールとマナー
一つの場所・株から採り過ぎない

 山野に自生する植物と言うのは栽培品よりも生命力が強いと思われがちで、平気で同じ場所から大量に採ったり、根ごと引き抜くような人がいます。

例えば写真の“シュンラン“も、乱獲によって生息数を減らしている野草の一つであり、現在でも食用・栽培用に採っていく人が多く存在します。

また、地上部を採取するだけでは死なないような植物であっても、地下茎を持たないものであればその年は種子を作ることが出来ないので実質的には採った分以上に数が減ることになります。そのため山菜採りの際には常に植物の生息数に気を配って、出来るだけ成長に影響が出ない程度の採取にとどめましょう。

自分で食べられる分だけを採る

 山菜採りを始めると、タラの芽やフキノトウなど有名でかつ人を選ばず美味しいと思えるものを人にも分けたくなったり、分けてほしいと頼まれる場合があります。

これ自体は別に悪い事ではありませんが必要以上に採ってしまって株が枯れてしまうと、来年から採取することが出来なくなり、本末転倒のような状態になるため採り過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

更に言えばタラの芽やコシアブラ、フキノトウなど有名な山菜に限って足が速く、1~2日おいただけで味が落ちてしまうので、その点からも取り過ぎは良くないと言えます。

むやみに木や茎を折らない

 毎年山菜の季節になるとタラノキやコシアブラの枝や幹が折られて、立ち枯れしている個体をよく見かけます。
枝を折ってその時はいくつか採取できたとしても、それで枯れてしまったら元も子もありません。
またタラの芽についてもう一つよく言われることですが、採取するのは一番上にでる一番芽と多くとも二番芽までにしましょう。

野生動物に気をつける

 危険な野生動物と言うとクマやイノシシが一般的ですが、山野には他にも多くの動物が生息しています。例えばシカは一般的に温和な動物だと思われることが多いですが、野生のものは体も大きく角も長いため突進されればひとたまりもありません。
これはリスやイタチ類などの小動物であっても同様で、近づくと大抵の場合は逃げていきますが手を噛まれることもあります。

斜面や崖などの地形に気をつける

 山菜採りをする際にはしばしば斜面や沢沿いなどに赴くことがあります。初心者のうちは登山道から離れず、わきに生えている植物を採取する程度にとどまることが多いですが、ある程度慣れてくると好奇心から危険場所にも入りたくなってしまうので注意が必要です。

日当たりの良い南向きの斜面には多くの植物が生えておりますが、下ばかり見るのではなく、常にいろいろな場所に注意を向けましょう。
 
秋の山菜一覧

  • ノビル
  • ヤマグリ
  • 銀杏
  • アケビ
  • 山椒
  • サルナシ
  • ヤマボウシ
  • マタタビ
  • キクイモ
  • ヤマノイモ
  • クルミ

行楽シーズンも山菜採りを楽しもう!

 
出典:キャンプクエスト